● 愛しいしずえとアルミちゃん(「とびだせどうぶつの森」)に別れを告げて、オレは今や「ドラゴンクエストVII」の人になりました。村には春が来ているであろう季節に、オレはいまだ踏み込めていません。というわけで、ドラクエ「VII」。PSで出た当時、触りだけは遊んだ記憶があるんですが、いつの間にか放ったらかしになってた、というシロモノなんですが、Twitterなんかで他人のつぶやきとかを見る限り、同じようなケースが多いようです。なんでかな?と思いながら遊んでみて思い当たったこと!「すごく、やる気をなくすシステム」になってる。冒険始まるまでの手続きの多さには目を瞑るとして、始まってみるといきなり、20個くらいのミニ地図が出て来る。それぞれが5つくらいのパーツに分割されていて、パーツを集めると地図が出来て、その世界に冒険に行ける、という仕組みなんですよ。これが、猛烈にダルい!!
● 最初の5つを集めて、冒険先を決めるまでに、あんまり意味のない行ったり来たりでマップ上をうろうろさせられます。これ自体はRPGのお約束として我慢もできるんですが、それが「え?ひょっとしてこの先、この繰り返しが20回も続くの?」という不安が過るわけです。で、挙げ句に、一度攻略したマップはさらに現世に蘇り、再度冒険をするハメに。ダルい原因のひとつが、この「行く先思いやられるぜ」感なんですよ。
● そしてもうひとつ(これが一番言いたいこと)の原因が、目的がなんだかぼんやりしていること。20のマップがあることがわかっているにもかかわらず、それがなんだかわからない。この状況が、非常に「嫌気がさす」(笑)。人は、「ぼんやりした」ものをいくつも与えられると、うろたえるばかりか「そんな、わけのわからないことにつき合いたくないよ」という気分になるものなんです。設定でガチガチにしないなら、最初から20も見せるべきじゃないし、見せるなら目的やディテールを明確化して、気分を高揚させて欲しい!もし自分が今、RPGのシナリオ書くなら、これは絶対に守ろう!と思いましたよ。
● とはいえ、物語で語られるのは「バカな民衆のために報われない賢人」というエピソード(これが2連発!まさかこの先も?)というシニカルさ。ドラクエで、こういうお話を書こうとする堀井雄二は凄いな。この点は、ちゃんと評価したい。さて、どうぶつの森には、いつ舞い戻るべきか?だな。
● 先日、ガチャマシンじゃなくて、カプセル手づかみ状態で売ってる「カプセルQフロイライン」の「Fate/Zero」がありまして、なんだか異様に重いひとつを発見!これは鎧セイバーだ、絶対、鎧セイバーだ、と思って買ってみたら、出て来た衛宮切嗣・・・。いや、キャラはカッコいいし、声も小山力也だから、アニメ観てるときは大好きだったんですが、正直がっかりしたのなんのって・・・。そもそも、おまえは、「フロイライン(お嬢さん)」じゃないだろう!!切嗣!!
● しかも、コートのパーツのゆがみからか、ハマらなくて組み付けに苦労したよ(ノД`)