● 別に伝統とか、いうほどのもんでもないけど、正月は映画、っていう時代がたぶんありましたよね。オレとか昭和生まれだけに、比較的それの末裔になっちゃってる気がしますが。スペクタクルとか、ゴジラ映画とか、アニメ映画とか、そういう「娯楽」作品が必ず公開されてましたし、映画館の看板(今はシネコンなので、そういうムードないけど)の華やかさで「お正月らしさ」を感じたりもしたもんです。TVでも、年末年始は、ゴジラ映画とか、トラック野郎とかを流すのが定番だった時期だってありましたもん。
● と、いうわけで、条件反射のように映画観るわけですが、実家の近所が過疎ってて、子供の頃には徒歩5分圏内に4館もあった映画館が、すべてなくなってる今となってはそれも叶わぬ夢。というわけで、DVDがその替わりになるわけです。さみしいけど、それでも堪能。何もやる事のない正月こそが、映画鑑賞には最適なタイミングですからね。今日は「SHERLOCK」シーズン2のEP2とEP3を視聴。うひゃー、おもしろーい。現代版に焼き直してる過程で、原作をモチーフにした二次創作作品的に展開してるあたりも「楽しみ」のひとつです。あの話を、どう変えてくるのか?という企画そのものが娯楽になってるわけですね。今回は「パスカヴィル家の犬」と「最期の事件」。パスカヴィルなんて、UMA、政府の陰謀、遺伝子操作のモンスター(?)と、なんだかSFスリラータッチにアレンジしてあるあたりが意外性ありました。まあ、どの回も「謎解き」がかなり強引なあたりは「ホームズもの」としてのご愛嬌だと思います。(むしりカッチリと謎を解かれたらホームズらしくないのかな)続編は2013年から撮影開始との事なので、あと1年近くでまた続編が見られるのかな?楽しみに待ちます。
● そういや、主役二人、カンバーバッチと、マーティンフリーマンが出てる「ホビット」。まさに、お正月映画らしくていいよなー。まだ見てないけど。
● 昨夜、友人達との話で、女の子たちが「プリティーリズム」と「なめこ」に夢中になってる、という話を聞いて子供のおもちゃ事情を勉強。そうか、やっぱり、女の子もコレクションかー。集める、って行為は2010年代のおもちゃのデフォ文脈なんだな。大人も子供も、おもちゃ好きはコレクション好き、という事か。(オレ個人はそういう感じ薄いんですが)で「アイカツ」も、女の子たちに人気になってるとの事。そうか、オトナ文脈だとスルーしがちなアニメにもちゃんとお客さんはいて、そっちの方が健全に商売になってるという事か。