● 今日は、どうしても「陸蒸気」の焼き魚定食が食べたくて、昼前11:20の開店時間に合わせて、昼食にでかけました。最近、昼時に行くと行列になっていたり、お目当ての魚が品切れになっていたりしたので、ガッツで早い時間に!到着はおよそ10分前。しかし、その段階ですでに20人を超えるであろう行列!大丈夫か?と思いましたが、最近はランチタイムも2階席をあけているので開店と同時に入店(食券買って席についたらすでに食べ始めてるお客もいた!)今日はさば塩焼き定食!

● 早く着ただけのこともあって、サバ、白いご飯、味噌汁、すべてがパーフェクトで美味い!!がんばって来てよかった!ご飯、味噌汁、おかわりしちゃいました!

● で、そこから先日Twitterのタイムラインでオリテクさしださんも「おもしろい」と言っていた『トロン:アレス』を観に新宿へ!無職だからこそのフットワークの良さ!自由だぜ!「トロン」だから観に行く気はあったけど、そもそも期待してなかったんですよ。だって「トロン」だもん。『トロン(オリジナル)』も、近年リメイクされた『トロン:レガシー』も面白くなかったしなあ……。でも!最初に書いておくけど『トロン:アレス』は驚くことに面白いです!!と、いうわけなので、せっかくだから今日は、トロンについてこってり書きます!

● まあ「トロン」が面白い映画ではない、というのは確かにそう思うんですよ。世間一般もそう思ってると思います。そう言う人のほとんどが、そのビジュアルの安っぽさに言及する事が多いし、そこも間違ってはいないんですけど(レガシーは方向性混迷しつつそこは解消してたと思う)、自分はちょっと違ってるんですよ。

● 最初のトロンが公開された頃から、自分は基本的にメインビジュアル世界観ともに結構感心して見ていたところはあるんです。だって、あの頃「プログラムの世界をビジュアル化しよう!っていうチャレンジ精神は大したもんだと思うんですよ。もちろん想像以上にコンピューターグラフィックスの画面がないとか、プログラム世界でのキャラクターの服が布丸出しでしわしわだったりとか、カッコいいライトサイクル以外のバトルがフリスビーだったり、スクープボール(子供の頃よく遊んだ)だったりして、盛り上がりに欠けたりとか……。プログラムと言う世界が「コスチュームきた人間が小芝居をする空間」に見えちゃってるところ。でも、当時の技術的、予算的仕方ないかなあと限界は理解してるんです。でも、あれでも見せ場のビジュアルはかっこよかったんですよ!

● じゃあ何をもってトロンがつまらないかと言うと、映画としてテキトーなんですよ。そこ面白いか?って要素を膨らませて延々やってるから飽きる。さらに演出的に下手くそで「せっかく撮影しちゃったから使おう!」みたいな無駄な尺がやたらとある。「そのドラマつまんないんだけど」「そこ、たっぷり溜めてるけど意味ある?」みたいな盛り下げるショット多数!ビジュアルどうこうの問題以前にお話として退屈なんですよ!それが、リニューアルされたはずの『トロン:レガシー』も引き継いじゃってたんです!

● 今回も、プログラムの世界の街的な表現でそれでいいの?的な基本的な疑問は、オリジナル版から相変わらず引き継いでいるわけだけれども、今回は作劇に「必要なところをきっちり描いて」、「必要ないところは、段取りだけ踏んでさらっと流す」という、エンタメ映画として当たり前な作りになってるんです。特別出来が良いとか悪いとかではなく、まともにドラマとして作られていると言うところが、トロン界隈としては貴重なわけですよ!それで「やばい!トロンが面白い」ってなってる。しかもオリジナルを観ていた人へのサービスもある!(アレも、コレも出てきちゃう)デペッシュ・モードという言葉が3回も出てくる映画って他にないでしょう?まあ、その分、トロンが持っていた「ヘンテコな魅力」は薄まっちゃってるからかもしれないんだけど……。

● しかし、トロンだから、ということで許されている、あのプログラムの世界のビジュアル表現。難しいですよね。実際、攻殻機動隊のアニメ以降、電脳世界の表現も、あそこで止まっちゃってる気がするし(本作でも影響下と思われる表現はあった)、あれで物語を進めるのは無理だし、今回みたいなところに落ち着いちゃうか……。

● あと、余談ですが!!東宝シネマズに行く人!おなじみ福本莉子の衣装が「土の化身」みたいなので確認してみてほしいな~、と思ったら動画あったよ!これ!アノクタラサンミャクサンボダイ!

● あ、今週発売の「ポケモンレジェンズZ-A」の予約してなかった。発売日に、普通に買えちゃうかな、と思っていたんですが、もしかしたら?なので、やっぱり予約しておくことにしました。割引価格のAmazonにするか、ポイントの付くヨドバシにするか……(結果、実質あまり値段差はないのか)。