● 今日は年末恒例、彼女からごちそうになる焼き肉で吉祥寺まで。炭火がオレの心をファイティングモードに変える!

● カルビ!この店は「上カルビ」もあるけど、ノーマルので十分美味しい。

● そして、何度も書くけど、冷麺は、これまで食べた冷麺の中でここのが日本一うまい。

● まあ、もうすぐ還暦なので、実際は量もそんなに食べられなくなってるんですが、焼き肉は相変わらず美味しいなと思うんです。

● 来年はスーパー戦隊50周年記念作品の登場とのことで、PVが配信されています。ちなみにややこしいけど、来年は50周年記念作品で、50作目は再来年、ということなんですね。ルパとパトで分ければ50番目の戦隊、と言えなくもないのか……。まあ、正式な発表は来年まで待つとして「白倉P」のイキったコメントがまた良い!「すべての戦隊に引導を渡す」!!なんというイキりようか!!これでこそ白倉さんだ!(まあ、仕事的な麺では公式にお世話になっているので、あまりいじらずにおこう)

● ちなみに「ゴレンジャー」「ジャッカー」がスーパー戦隊に組み込まれた時点でぼやけてるんですけど、個人的にスーパー戦隊って「バトルフィーバーJ」から、という意識が未だあるんですよ。1979年、アニメブームが盛り上がる中で『闘将ダイモス』の後番組としてに突然(スパイダーマンという助走はあったとして)「バトルフィーバーJ」ですから驚きはありましたよ。当時、中学生だった自分にとっては以前のゴレンジャーとは通底するエッセンスはあるものの、そのセンスに隔たりを感じたし、巨大ロボも出てくるし、東千代之介は出てくるしで、おかしなスイッチが入らなきゃ、こうはならないだろ!と思ったものです。バトルフィーバーの企画成立から実制作に至るまで、実は今、高鳥都の必殺本的な掘り方でいいと思うんだけど、きっちりスタッフインタビューなんかの取材をして立ち位置なんかをまとめておくのが、戦隊マニアの仕事なんじゃないかと思ったりはします。「仕事(商売)」にならない感じもわかりますけども。

● 1979年といえば、その年の今日、12月15日が『カリオストロの城』の公開日だったそうです。まあ、当時は話題にもならず、ヒットには程遠い興行成績だったような映画です。前作の「マモー」のやつは、アニメブームの勢いに加えて、流行っていた「SF」に擦り寄せた要素が動員の手助けになっていたと思うんですが、75年にはブームの熱も同年夏の『銀河鉄道999』で「最高!!」ってなって盛り上がった一方で、同年の007映画が「ムーンレイカー」で、中学生ながらに失笑してしまったということはあるんですよ。で、世間は「宇宙物はそろそろひと段落」みたいな空気はあったと思うんです。ただアニメ界隈でのSFブームは続いていて(『機動戦士ガンダム』が放送中)……。そんな中で「カリオストロの城」は舞台も「城」と古風だし、「ついにめぐりあった最強の敵」ってキャッチコピーの割に、ビジュアルがあのマスク被った伯爵ですからねえ……。マモーみたいな凄いキャラを出したあとに「こいつが最強とは思えない」っていう「こけおどし感」をアニメファンが感じたことは否めないと思うんですよ。しかも公開日はイケイケだった角川映画『戦国自衛隊』と同日ですからね!オレも、まずは『戦国自衛隊』に行き(当時大興奮)ましたから、当時の温度はよく覚えています。世間にとっては「またルパンかぁ、しかもスケール小さいなあ」な感じもありました。世間は「大仰」「ど派手」を求めていましたから……実際に観たら面白いんだけど、劇場に足を運んでくれないんじゃ伝わらなかったんですよ。

● 翌年、『スター・ウォーズ帝国の逆襲』もあったし、劇場アニメといえば「宇宙スケール」「大仰」「ど派手」で、人気タイトルの冠を付けた『火の鳥2772愛のコスモゾーン』とか『サイボーグ009超銀河伝説』が公開されるわけです!期待値としては「面白くないわけがない!」だったんですけども、「あれ?期待してたスケールのでかいSFアニメなのに、なんだか面白くないのはなぜ?」「あ、面白さと、仕立ては別なのか」みたいなことにアニメファンも気づいていくわけです。(同年の『地球へ…』はまあ、納得してた記憶)そして、その年あたりから自分は『狂い咲きサンダーロード』体験を経て、アニメに対して冷静になりつつ、「実写映画の世界」に憧れ、映画館にまめに通うようになるわけです。

● ちなみにガイ山さんが愛してやまない『宇宙怪獣ガメラ』も1980年だ!宇宙スケールだぞ!!


● 明日も日がな一日自宅で動画編集の仕事だ!あまりに寒くて、ちょっと体調悪くなりそうな尾で今日は早寝します!!