● 昼までコンサルという人の指示で謎の作業を進め、午後から上司の指示で事務所へ郵便物の確認に。すっかり、蒸し暑さも消えて今日は快適だ!

● ただ、案の定、郵便物は届いておらず無駄足になったけど、これも労働時間と割り切って「楽でよかった」ということで納得しよう。帰りにカフェでコーヒー。隣席のおばさん(まあ、オレより年下なのは明らかだけど)の口からパワーワードが!!「私、『イニシエーションラブ』くらいしか小説とか読んでないし」。イニシエーションラブ!!忘れかけていた大ヒット作じゃないか!オレも読んだことないから偉そうなこと言えないが!!しかし、それしか小説読んだことないのか…‥。その後、会話では『イニシエ』と略して喋ってたよ。確実にそういう世代っているんだよな、イニシエ世代!

● そいえば、先日映画館の前での若いカップルの会話。女の子が「ほら、今度やるじゃん、予告編でやってたピエロの映画」って言ってて彼氏はさっぱり分からず。オレは脇で聞いていて一瞬「あれ?『It それが見えたら終わり』の続編なんてあるんだっけ?」と考えたんだけど、すぐに答えが分かりましたよ。『JOKER』のい続編だ!アレって、全く知らない人からみたら、ジョーカーの映画じゃなくてピエロの映画なんだな。世間知をまたひとつ確認できた!

● 先日から読んでた新名智『雷龍楼の殺人』を読了。平積みになってて、本屋さんでは話題のミステリとして売り出されているんですけどこれは微妙ですよ!!かなりトリッキーな構成なんだけど、残念ながら3分の2くらい読んだところで「ああ、そういうことか」という予想が立ち始め、クライマックスに向かう直前でほぼ確信。なので、ラストの謎解きシークエンスが、ほぼ驚きのない読み心地になってしまって残念でした。プロット自体は無理があってもユニークだと思うので「もうちょい、引っ張れなかったのか?!」と思う反面、「とはいえ、伏線なしにあのオチ」だと、アンフェアすぎてしらけちゃうか、とこの手の「おおがかりな」ミステリの難しさを認識しました。正直、書き出しはかなり挑戦的なので期待しすぎちゃったのかもしれません。人を選ぶなあ、この話。

● 今夜から、有栖川有栖の新刊『日本扇の謎』だ。Kindleじゃなくて、彼女から借りた新書。2段組で文字の級数も小さいので読み始め、少し戸惑うかもなあ。すっかりKindleの読書に慣れちゃってるから……。

● 彼女がお母さんと一緒に山口方面に旅行に出てしまったので昨日から一人。ということで、今夜は「辛いのが苦手な彼女が食べられない」という理由であまり作る機会のない「ジーパイ」(台湾風鶏の唐揚げ)を揚げました。ホワジャオがガツンと効いて辛いやつ!

● カフェごはん、とかの料理本シリーズで有名な山本ゆりが「唐揚げは、まず、下味つけた鶏肉に油をまぶして小麦粉をからめ、更にその上から片栗粉を被せて揚げるとカリッと感が増す」と話していたので、その真似をして、今日は小麦粉と、片栗粉の二重コロモ!

● 確かに、カリッと感は上がったかも!まあ、「衣が分厚くなった」と考えれば、カリッとするのか。でも、料理研究家もいいアドバイスくれるよな。こういうの、レシピサイトで読んだことなかったけど、そのわりにすごく実用的な技だと思う!

● 明日も、なんかよくわからないリサーチと、「やってみて」と言われている動画編集の死後をします。サボりながらうまくやろう。