● 明日、これまでに経験のない仕事に初挑戦するので、緊張で原稿が進まない。今、やってる原稿は「いわゆるいつものやつ」なんで、するする書けるはずなんですけど不思議だ。自分はプレッシャーみたいなものに弱いんだな、と久しぶりに感じます。考えてみれば、「手慣れたこと」だけでなんとかやってたということなのかもしれない。あー、明日は明日!と割り切って、抱えている原稿進めなくちゃ!!
● あ、藤子・F・不二雄生誕90年記念で『ウメ星デンカ』と『ジャングル黒べえ』のDVDがぐーんとお安くなって再販だ!!これはありがたい人多いんじゃないかな。Amazonの業者値段は驚くので!さすがに「HDリマスターで!」みたいな手間はかけられなかったか。オレは、それを待っていたんだけど、そこまで数が出る商品じゃないから仕方ないんですよね。それでも、アーカイブとして視聴できることがすごいわけで。
● 今思えば、F先生っぽさはあっても、実際そこまでタッチしているわけでもなく、スラップスティックな部分はど根性ガエルとか元祖天才バカボンの仲間で、その絶妙さが大好きで、再放送のたびに画面を模写して自家製の「ジャングル動物図鑑」作ってたな!ガックちゃん、というライバルキャラも面白くて、のってきたぞ!と思ったら最終回になっちゃうんですよね。そのコンパクトな感じもまた子供心に心地よかったのかもしれないです。後年になって、原案は若い頃の宮崎駿の『頭の上のチッカとボッカ』だったこと。参加した出崎統だの椛島義夫だの、杉野昭夫だのって要素を知るわけです。つくづく不思議な魅力のアニメだと思います。『ウメ星デンカ』は白黒時代で、再放送もなかったし、さすがにぼんやりとしか覚えてないんですよ。でも、漫画は面白いんですよね。
● 作業の合間を縫って、ヴァンピレラのお化粧。顔は親指の先くらいだからルーペつけての塗装です。なんか、うまいこと行かない。このスケールならもっと……と思ったけど、よく考えたら骨格はしっかり人間っぽいんですけど、目元が完全にカートゥーンという、変わったデフォルメなんですよね。いわゆる、アメコミ調ということか。まつげなんかばっちり「立体化」されちゃってるからこれ以上書き込みもできないしなあ。青いアイシャドウがバッチリ入ってるのは、ショッカーに操られているわけではなく、このキャラの仕様です。黒目部分を書き込むのが精一杯だったかな。
● あとは、全体の艶をコントロールしつつ、失敗塗装をリカバリーしたボディと合体させれば完成かな。でも、たまにこういうフィギュア作るのは面白いなと思いました。工作の質が、ロボとか飛行機とかとはぜんぜん違う!!
● こんなことしてないで、原稿、原稿!!今日は早寝して、明日の仕事に備えるんだ!!