● ワンフェスに向けて作っている怪獣はりこ。当日版権申請、ぎりぎりまで悩んで「これで行こう!」と決めてから改修を始めてほぼ一週間。今日はほぼラストの仕上げ。明日の夜(締め切り前日)には塗装まで入れそうです。
● 雑事の中で進行している、エクスプラスのヴァンピレラ。正直、アンダーゲート処理で大変だったマリアと比べたらだいぶ楽だなあ。スナップフィットでない点もダボ処理しなくていいので助かる。ただ、パーツの「合い」がかなりタイトなので、どのみちゲート処理や、仮組みしながらパーツの嵌合部の処理ははちゃんとやらないといけない感じのキットですそもそも組み立て順番が書いてないから、正しい組立て順を考えておかないと組み上がらなくなる!!腕を付けたら脚は入らないし、髪の前後を組んでから頭部を押し込む仕様になってるし……。
● サフまで吹いてこんな感じ。肩口の処理はパテ必須だし、エアブラシで塗装しようと思ったら……パーツの重なり方がみっしりなので一回のマスキングでなんとかなる代物じゃないな。ただ、予想以上に箱絵に嘘偽りなく、「リアル人体」じゃなくてカートゥーン調だったのでほっとしました。これなら、いわゆるスタンダードなフィギュア塗りでもいいでしょ!!
● アマゾンプライムに映画『岸辺露伴ルーヴルへ行く』が来ていたので視聴。テレビスペシャル(劇場版)として、面白く観ました。キャラクターの立ち位置とかの説明は最低限で、そこが「テレビスペシャルとして作ったいい意味でのアドバンテージ」になってたのも良かったと思います。おかげで、あのエピローグが効果的で、観終わった後の心地も良くなってるんです。また、かなりの部分で原作マンガにない要素が詰め込まれ「なお」の正体も改変されているみたいですが、おかげで話の筋道がわかりやすくなったというのはテレビ化するにあたって大事なことだと思います。原作ファンにとっては不満もあったのかもしれないけど、色々作品としての性質を考えるとオレは「いいバランスの映像化だった」んじゃないかなという印象です。
● そういえば「ウルトラマンブレーザー」も、昭和怪獣モチーフのリメイクとも言えるガヴァドン回。
● 内容も、旧ガヴァドン回「恐怖の宇宙線」に加えて「空からの贈り物」のテイストも混ぜ込んで、子どもと怪獣のおはなし、としていました。こちらも荒っぽいところがあった「昭和の子ども」から「令和の子ども」への改変。大人目線の導入など、今の時代に合わせたアップデートとしては「こんな感じだな」という印象。とりわけ「最高!」って褒めたい感じじゃないんですけど「変なふうにならなくてよかった」とは思いました。等身大(?)での子どもたちとの辛味も合って、旧作以上にでガヴァドンAの質感というのが強調されてましたが、このふわふわ感は昔のまま。今の子供達には「yogibo(ビーズクッション)っぽい感じ」のものとして愛されると思うんですが、1965年の時点ですでにその感じを出してたんだな〜、と考えたりしました。あの頃のオレたちはビーズクッションなんて知らなかったからなー。昼食ででかけた新宿でソフビを見かけたので買っちゃいました(ソフビと言いながら硬いけど)。ウルトラ怪獣5000のときはさすがに買わなかったけど、このお値段ならね!!大きさは、5000や一番くじソフビよりはふたまわり以上小さくて、ソフビ道や対決セットよりは大きくて劇中に似てる、と言う感じ。
● ガヴァドンファンには良い商品です。おすすめ。