● 「はじめまして」の仕事の最初のリモート打ち合わせ。いや、違うな。その時点ではまだ「仕事を受注」してないので、面接といっていいかもしれない。人づててこういうことは数あったけど、今回は声がけされた経緯が謎だったので、ちょっと不安のまま先方にご挨拶。どうも、担当者の上司がオレのことを知っている人だったみたいで、又聞きで紹介を受けたらしい。だから、誰の紹介なのか今もわからないんだけど、仕事内容を聞いてちょっとだけギャラ交渉で値上げしてもらって引き受けることになりました。若い人たちとコミュニケーションをとりながらの作業になりそうなので、不安もあるけどワクワクもしてる。ギャラに見合った、いや、まずはギャラの印象を上回る仕事をしよう!と決めました。突然湧いた仕事だけどありがたいな。で、誰なんだ、紹介してくれたオレの知人って……。こんな若くてイマドキの会社にいる知人って限られてるよな?どんな紹介されてるのか、だけはちょっと気になる。
● 『タイタンズ』最終回まで視聴しました。まあ、なんだ……理屈がいまいちよくわからない、というか最終的には「根性でなんとかなった」的なことで、めでたしめでたしなのはいいんですけど、今一つ腑に落ちないというか。楽しませてもらったとは思うんですけど、「へ理屈」でも、それがエモーショナルな感情論でもいいから、なんらかの言い訳は欲しいですよね。ここ数年の仮面ライダーが観ていて「流石にそれは‥‥」と思うのは、その一点だったりするし。まあ、タイタンズの場合はキャラクターに適度に親近感を持てた分、マシだった、みたいな感じでした。
● しかしDCにせよ、マーベルにせよ、ヒーローのクロスオーバーものはパワーバランスが難しいですね。タイタンズ観ていても思ったんだけど、魔法とか、クリプトン人とかタマラン人のパワーとか、惑星一つ吹っ飛ばすくらいなわけじゃないですか。もちろん超パワーのヴィランが出てくる(今回のブラザーブラッドだって、トライゴンの心臓の血を飲んだ悪魔の子ですよ!)んだけど、その手下は洗脳されてるけど小銃もってるけど人間の特殊部隊だったりするわけ。格闘術と身のこなしだけで参戦するナイトウイングとロビンが苦戦するのはわかるけど、そこでのスターファイアーとか、レイヴンとかも苦戦しちゃうのは謎だったりするんですよ。見せ方、難しいなと思いました。
● でも、闇堕ちした挙句、色々あって途中でタイタンズを離脱した二代目ロビン、ジェイソントッドが、三代目ティムドレイクに稽古をつけてやるシチュエーションは胸が熱くなりました。ディックとの繋がりもクールでかっこよかったし、レッドフードが悪人として終わらなくて、いい救い方だったと思います。ここはこのドラマで一番好きなところでした。
● さて、続いて何を観ようかな?ということで、今度はNetflixでおすすめされた『ロックウッド除霊探偵局』へ。イギリスのヤングアダルト小説を映像化したテレビドラマなんですけど、ジュブナイル感が良い方向に出ている第1話。霊現象が問題化し、除霊がビジネスになっている社会。そこで毒親の元を抜け出してロンドンにやってきた霊感の強いヒロインが、大人のいない探偵会社に入って……。という設定。オカルトで、ホラーで、ミステリで、グロ控えめで、甘酸っぱくてほろ苦い。こういう感じ、すごく好き。続きを楽しみにしたいと思います。
● 販売を目的としない、我が家用(彼女へのプレゼント用)でワンオフのはりこを作っています。もちろん、キャラクターものだし、版権なんか所得できないから「ファン活動」の一貫なんですけど。デフォルメモデルだけど、はりことしては異例のディティールで「どこまではりこにディティールを詰め込めるか?」への試作品でもあります。やろうと思えば、どこまでもディティーリング出来るんだけど、「はりこらしさ」というものもあるから(配ディティールのフィギュアを目指すなら手段ははりこではないほうが良いわけで)塩梅をみながらやっています。
● ねぷたの山車とか、さっぽろ雪まつりくらいの加減が「はりこ」にふさわしいのかなあ?しかし、この手間のかかり具合を考えたら版権取得が出来てもおいそれと値段が付けられないですね。今は胡粉で固めている段階だけど、時給換算しただけでも1万円では作れないくらい手間がかかります。ただ、売らなくていい、量産しなくていい、などこれまでやってきた「はりこ」の縛りを無視してものを作るのは面白いです。プラモの改造、塗装に近いホビーとして、はりこも手数に入ったことは、ホビーライフが豊かになったなと思いました。