● 彼女が夜勤明け。オレも遅起きで、のんびりしてから遅めの昼食に新宿まで。しかし、週末の新宿の飲食店は2時過ぎてもお客が並んでるんですよ。こんなのコロナ前でもなかったのに!ひょっとして観光客で水増しされて、コロナ前よりも「人が増えました?」。あんなに人が多い「新宿麺通団」はじめてでしたよ!!

● ネットを眺めてたら、なんか見覚えのあるやつ売ってるなーと見つけたのが海外通販サイトの香炉。これ、『ミッドサマー』に出てくる寺院型の香炉じゃないか!「夏至の香り」はシダーウッドとカモミール。お香もセットで45ドルで販売中。ヤバい気持ちで夏を過ごしたい人はぜひ買ってくれ!たぶん、こういうのタイミングを逃すと二度と手に入らないから。

● 『アリバイ崩し承ります』、『赤い博物館』と短編本格ミステリの名手!と信じている大山誠一郎に長編があったなんて!今月、文庫で『仮面幻双曲』というのが出たんですね。2006年に単行本描き下ろしで出した作品で、その後作者の手によって大幅に改訂されて文庫になったという経緯なんだそうです。いきなり「双子」という覆わせぶりな~キーワードが出てくるあたり、西村京太郎の『殺しの双曲線』への挑戦でもあるような……、戦後すぐの時代、湖の畔にあるお屋敷での殺人事件というあたりは横溝正史『犬神家の一族』への挑戦でもあるような……。冒頭のサスペンスを煽るプロローグもいかしてるし、なかなかおもしろい一冊でした。

● ただ、大きく振りかぶった割にはスケールが小さく、こじんまりとしてしまった感じもあります。メインの謎の仕組みも斬新だし、ディティールも、キャラクターもキャッチーなのに通して読み終わってみると地味なんですよね。これは作者が短編小説に慣れてしまっているからなのかなあ?やっぱり、作家にも向き、不向きがあるんだな、と感じた一冊でした。

● ミステリと言えば、先日サマンサ五郎さん(怪獣のことはともかく、身近でミステリの事を話す唯一の相手)からNHK BSの金田一耕助の話を聞いたんですよ。我が家はBS環境ないので無縁だなーと思ってたんですが、U-NEXTに入ってるじゃないか!ポイント持て余し気味だから『キングダム2』と、これ観よう!

● 昨日、キッチンハイター使うと、カビキラーでも落ちにくいカビがきれいになるよ!というのを知って実践しました。ハイターを浸したキッチンペーパーをカビの箇所にはりつけて半日。確かに、バッチリ、黒ずんでいた目地も真っ白に!おかげで、浴室が塩素の凄い匂いになっちゃったけど。風呂のカビ対策はこの時期にちゃんとやっておきたい!料理は化学!と思うけど、掃除はもろに化学が勝利するんですね。

● 化学と言えば、コージーコーナーで今売ってる「午後の紅茶」コラボエクレアは、午後の紅茶香料が実に人工的にベストマッチしてておいしいですよ!化学の力!なのは確かなんですけど、ここまで紅茶っぽいクリームで、甘すぎずに、さっぱり食べられるスイーツが、量販店で買えちゃうの、やっぱり凄いことだと思うんですよ。

● 今日も、輸入食材のお店でお菓子などみつくろってたんですけど「あ、これマルエツで国産のチョコやスナック菓子買ったほうが安いだけじゃなく、絶対美味いよな」と思って書いとどまりました。「日本凄いぞ」番組とかで、経済的にだめになった今の日本を慰め、鼓舞するのも情けないとは思いつつ、お菓子は、マジ、日本が世界一だと冷静に思うんですよ。