● 今年の冬いっぱい着ていたパーカがヘタれてきたので、買い直しました。またチャンピオンのリバースウィーブ、S101の12オンス。また、グレー。何度も同じ服を買うのは自分にとっては当たり前なんですが世間的にはどうなんだろう?黒のタートルネックも同じものを20年以上も何枚も買い直しながら常に家に5着はあるし、グラミチのNNパンツも履き始めてから快適すぎて5年くらいはそれしか履いてないし買ってない。エアフォース1も常備して20年は欠かせたこと無い。そんなわけで、たいがいオレと合う人は「あ~、いつもおんなじモノ着てるな」ってなると思うし、会う機会が頻繁になる人には「おいおい、着たきりかよ」」ってなってそうな気もします。まめに新調してるし、自分的には新しいの買うたびにリフレッシュは出来てるんですよ。

● それにしてもチャンピオンのパーカは似たようなものでも型番違いで値段差が結構あるんですけど、12オンスのUSAモデルはお高い分、本当に着やすくて型くずれしなくて、シルエットもカッコいいので万人におすすめしたいです。ユニクロも、生地は多少安くていいから、このカタチだけでもコピーすればいいのに!耐久性には期待しないんだからさあ……。いや、この「カタチ」にするのにコストが掛かってるってことなのかな?

● この前から読んでいた方丈貴恵『名探偵に甘美なる死を』読み終わりました。作者の特殊設定ミステリのシリーズ3本目。タイムトラベル要素を軸にした1本目『時空旅行者の砂時計』、シェイプシフターのクリーチャーが介在する2本目『孤島の来訪者』、それぞれの主人公が共演して、今度は密閉された洋館と、VR空間の洋館を行き来しながらのデスゲーム。実際、前2作よりはトンデモ要素少なめだし、謎解きも特「殊設定を利用した本格」と言っていいくらいガチ方面にふっていたので心穏やかに読了できました。どの作品も、キャラクターの行動原理がよくわからなかったりするけれど、それなりに楽しいシリーズだと思います。前作で心折れそうになったけど、本作については満足。読んできて良かったなと思いました。

● おかげで、興味が先走ってちょこちょこ読み始めていた『仮面に魅せられた男たち』に集中出来ます。この本、著者はあの『「宇宙戦艦ヤマト」をつくった男 西崎義展の狂気』の牧村康正。だから、「仮面ライダー」当時の東映生田撮影所のことを周囲の関係者の証言をもとに明らかにしていく内容なんですが、ゴシップ的な話もふんだんに盛り込んで面白い。聞いたことのあるような話も当然あるんですけど、「世に出ていない」話も盛りだくさん。第一章が内田吐夢の『飢餓海峡』からはじまるあたりがまたなんとも!!「知っている知識を再構成することで知恵に変えてくれる読書」(フィクションや評論はだいたいこっちのケース)と言うのは一つの読書の醍醐味だと思うんでうすが、この本は「知らなかった知識を教えてくれる読書」(ドキュメンタリーや実用書がだいたいこっち)という実に読書の根源的な面白さを実感察せてくれる本です。仮面ライダー好きの方にはおすすめの一冊です。

● 仮面ライダーといえば、MBSで放送され、今はTVerの見逃し配信で観られる「公開記念“特別放送”映画『シン・仮面ライダー』幕前/第1幕 クモオーグ編」!CMはあるけども、きなりPVで公開されていた「シン版オープニング」まで付いてて、冒頭から23分もある!YouTube東映特撮チャンネルで配信されてる「怪奇蜘蛛男」と一緒に観て、同じところをチェックするのだけでもパズルみたいで面白いよ。ちゃんとテレビの1話分やって、終わらせてるから。そして、なぜこの映画のお話がいかにむちゃくちゃに作られているかも理解できます。フリもオチもなくディティールだけを積み重ねていく。当時の予算がないゆえのアクションシーンを、まんまトレースするというこの特殊な映画の面白さも!しかし、アレンジされた劇伴はやっぱりオレみたいなおじいさんにはなじまない!!

● おじいさんに優しい、近所のちょいオシャレ目の駄菓子屋さん。10円ゲーム(馴染みのないタイプ)もあるし、タバコも売ってるのでたまに行くんですけど、できればiQOSのSENTIAとかも扱ってくれたらなあ。そしたらもっと行くと思うんだけど。

● あ、アニメのガメラ、もうムービーモンスターのソフビ、予約が始まってるのかあ。あれ?しかも、すでに「業者価格」になってる!