● 昨日の夜に知ったんだけど、坂本浩一監督がサメ映画作ってるんだ?しかも『妖獣奇譚 ニンジャVSシャーク』。予告編見たら、『ウルトラマンZ』ハルキ役平野宏周とか、『仮面ライダーゴースト』天空寺タケルの西銘駿氏、『仮面ライダー電王』桜井侑斗役の中村優一。『仮面ライダーアマゾンズ』駆除班の宮原華音まで出てるんで、笑っちゃいました。忍者とサメと特撮。ちょっと要素盛り過ぎだけども「お遊びです」って逃げようとしていない予告編にはちょっと感動。配給は株式会社サイゾーが運営する映画配給レーベル映画配給エクストリーム。

● こういうの、東映モノ、とかいう枠に甘えず、真っ向から作るって、出来そうで意外と難しいから頑張ってほしい!まあ、大ヒット!みたいなことは難しいと思うんだけど、ヤクザでもバイオレンスでもホラーでもサブカルでもなく、こういう「いわゆる特撮ヒーロー」ものの発展形のようなアクション作品が成果を出すと、日本映画の幅、広がると思うんですよ。ライダー出身、ウルトラ出身のキャスト、スタッフがガチで活躍できる場が出来るってことだからね。

● 今日は日曜日!って言っても、オレここのところ毎日が日曜日だしな〜。昼は近所のうまいインド料理屋「南印度ダイニング」でビリヤニ。実はいつもマトンカレーなんですけど、南印度といえばビリヤニですからね。カレーもナンも美味しいのでたぶんビリヤニもいけるだろう!と予想。

● 確かに美味しいな。ただ、インド料理食べたいな〜と思ったときに、ビリヤニオンリーだと物足りない気持ちになるかも?贅沢言えば、これにカレーもちょっとつまみたいけど……。いや、ビリヤニ自体は非常にクオリティ高くて、日本人でも「美味しい」といえる味でした。薬味についてくる「ヨーグルト混ぜると美味しいよ」と店員さんに言われたけど、そっちはちょっと好みじゃなかった。本当は、これが南印度料理、なんだろうけども。

● で、食べ物に興味が湧いた勢いで、午後から料理の大実験。今日は伝え聞いた「プロの鶏むね肉の調理法」と言われている「ブライン液」にトライしてみることにしましたよ。低温調理が前提なのですけど、まずは鶏むね肉の厚みをなんとなく均一にさばき(極端にぶあついところをなくす)、フォークで全体に穴あけ。そこから砂糖を全体にまぶして15分。これは味付けではなくて、水と胸肉内のタンパク質を結びつけるための下処理なんだそう。で、次にブライン液(塩5%の塩水とハイミー、理想的には昆布や鰹節がいいらしい)に30分漬ける。こちらは塩水の浸透率を使って塩分を吸い込ませ、繊維タンパク質を溶かして水分を保持する隙間を作ることがメイン。これで加熱したときに肉が収縮しなくなるんだそうです。&塩とハイミーで「旨み」をつける事ができるらしい。

● で、ブライン液から出して常温に戻したら低温調理。低温調理器があればそれでいいんだけど、我が家はそんなものはないので一旦沸騰させたお湯に、ジップロックに入れたままドブン。で、もう1回お湯がふつふついい出したら火を止めて蓋をしたら1時間放置。

● 取り出してスライスしてみたら……これはなかなかいい感じ。低温調理器じゃないので、さすがに周囲は熱が通り過ぎてバサついてるもあるけど、中央部はしっとりして、しかも肉汁が出てくる感じ。しかも一口味見してみると旨みもたっぷりあって、歯ごたえもガシッとしつつ柔らか!とても胸肉とは思えない。いや、鶏肉と思えない。大成功じゃないですかね。

● 今日は、鴨出汁と鴨脂が入った既成の「鴨出汁つゆ」で、鴨南蛮もどきの「鶏南蛮」。いや、グラム70円の胸肉がここまで美味しいから、鴨肉じゃなくても満足度高いですよ!!すごいな、ブライン液効果!

● 今回は丁寧にレシピをなぞったけど、あとは、この面倒な工程をどこまでショートカット出来るか?で普段遣いが可能かどうかに関わってくると思います。それから冷めた胸肉がどうなるか?も興味あります。次回、結論が出たらまたお伝えしますけど、とにかく安い材料で自宅で出来る過去最強の「鶏肉料理」だったとだけお伝えしておきます!ほんと、嘘みたいな効果ありますね。