● うわー!発表をほのめかしてた新たな「Ver.Ka」、いよいよゼータガンダムやるのか!!と思ってワクワクしちゃいました『MG Ver.ka Zガンダム』。で、ビジュアル見て、かなりがっかり。ゼータだ!普通にゼータだ!新劇場版の雰囲気に近いゼータだ。頭部も、胸部も、脚部も。なんならマスクは放送当時のキットを思わせるくらいクラシック。ここにオレの期待した要素は何一つない。「コレならZガンダム3.0でいいじゃん!Kaは別腹なんだから、いっそ別々に出せよ!」「オレは、あの当時のカトキハジメ的な(ゼータプラスに引っ張られた)ゼータのプラモが欲しかったのに!!」っ……。まあ、そういう人のためには1/144だけどSTUDIO RECKLESSの小松原さんのガレージキットがあったりするんですけど。公式がそのつもりなら、1/100の初代ゼータとか、ゼータプラスを芯にして「そういうカトキゼータ」自分で作ろうって人、一気に増えると思うんですけど。そういうガッツのある人、もういない?いや、そもそもMG購入するのがまず気楽にはできないのか。あー寂しい!!

● がっかりしたけど、今度のゼータ、可動箇所とかコレまで見たことのない部分まで動いて変形していて、なんだか凄まじいので「コレはコレとして」いじってみたくはなりますね。固定強度とか大丈夫なのか?ってくらい動く!!

● グッスマのプラモのパトレイバーシリーズ、続々リリースされていて「すげえ、すげえ」と喜んでいるんですが全く制作が追いつきません。このレイバーキャリアも欲しいんだけど、よく考えたらオレ、グリフォンだ、ヘルダイバーだと作りながらイングラムは買ったまま作ってないのでした。で、ふと見るとアオシマのイングラムの箱が恨めしそうにデスクの横に置いてあるわけです。こりゃあ、特需に浮かれてないでいっちょ作らなくちゃなるめえな、と。

● 前に見た時から謎だなーと思っていた『仮面ライダーエグゼイド』のポッピーピポパポのフィギュア。頭身は高めで、顔はアニメ的なアレンジというフォーマットはこれまで、イズとかアギレラとかのコスプレ系ヒロインを作ってきたシリーズで、古くは箱玩の「東映ヒロインガールズインユニフォーム」からの流れにもあると思うんですが……このポッピーだけは顔のアレンジがまた別方向なんですよね。アニメ的というよりもドール的というか、プーリップ的というか、いやSNSのアバター的と言ったらいいのか?独特のフェイス。文脈弁えずに「コレはこういうもので」と言われればチャレンジャブルな商品だと思うんですが、こういうアレンジ好むのって女の子で、コレまでイズとかヨドンナとか買ってた男子からすると「なんだこれ」感がすごいんじゃないかなあ。いきなりデザイナーが変わっちゃったんだろうか?それとも、新規顧客層を想定して変えたのか、はたまたバランスどりに失敗しちゃったのか……。いや、ほんと謎だ。

● 美少女フィギュアといえば、コトブキヤの美少女プラモのヒットシリーズ『創彩少女庭園』。その「まるわかりガイドブック」なる書籍が出るんですよ。確かに、アイテムを使ったアレンジ方法や他キャラのパーツと合わせたミキシングなんかも楽しめるキットで、Twitterなんかでは分散してユーザーが紹介してたりするんでしょうけど、まとめて本にしちゃえばニーズもあるんじゃないか、ということですよね。でも、いきなり表紙に「いまいちのポーズ」でっかく掲載してくるあたりはチャレンジャブル!!あまりの「いまいち」さに笑いが漏れちゃう。今後「あえていまいちなポーズ」で写真を撮るの流行っちゃうんじゃないかな!!あと「ファーストシーズン」って銘打ってるから本の第二弾、第三弾まで想定している野心もすごい!コトブキヤの本気ですよ、これは。

● 今日はお昼を食べに高田馬場まで出たんですよ。せっかく何の予定もプランもないから普段歩かない裏道をぶらぶらして見つけたお店に入ってみよう!と。そしたら小道を挟んで向かい合った場所にカレー屋さん。一軒は、ワンプレートにいろんなカレーや野菜が乗っかったおしゃれなスパイスカレーのお店。結構流行ってるみたいで人の出入りがあるんですけどランチ1500円。で、そのお向かいに謎の「プネウマカレー」というお店が地味にやってる。「アンチョビを出汁に使っています」と書かれたチキンカレー550円。お客1人もなし。これは当然、謎のカレーに入るでしょ!安いし!

● チキンカレーなのでなんとなく想像をしていたけれど、具のチキンは煮崩れていて、がっちり入っている感じ。で、食べてみたらびっくり!オレが自分で作る「スパイスカレー」の味にそっくりなんですよ!確かにアンチョビの風味はあるけど、酸味も香辛料の配分おそらくほとんど一緒。トマトベースで、コリアンダー、ターメリック、クミン多め、生姜、ニンニク。本当に基本のスパイスカレー。だから……美味しいんですよ。美味しいんだけど、家で作れるカレーを外でわざわざ食べるか?という問題あるじゃないですか。ゆで卵つけて600円!安いんだけど!!

● 不思議だなあ、喫茶店のナポリタンとか、あの店のカレーとか、あの店のラーメンとかお店で食べる味の再現を試みようとするのには必死なのに、家で食べる味を外で食べる気にならないという現象。「美味しいもの」は正義、ではない、ということなんですよ。再現が正義、になっちゃってる。我ながら歪んでるな。実物入らないけど、プラモなら欲しい、とかいう、そういう歪みか?ちょっと違うか。しかし、つくづく謎の店だ!脱サラのカレーおじさんが開いたんだろうか?