● 夜が開けたらまだ、全然台風だったし、仙台の三井ガーデンホテルだけが揺れた事件が起こったり(やっぱ制震構造の動作ミスなの?)、奥浩哉が叩かれてたり(「GANTZ」とは似てない、こっちの方が似てるだろ!って解説してる人もいて苦笑いしちゃった。今回の件は「印象」として「似てる」って話だと思うんだけど)宇宙は大ヘンだなあ、と思いました。

● しかし、週間の天気予報を見るとずっと雨で滅入りますね。晴天下で撮影したいものがあるんだけど、それもできない。そういえばnippperの人に笑われそうなのでちゃんと書いてなかったんですけど、うちのおもちゃ、プラモ撮影ではUSB充電式のLEDライト使ってるんですよ。なんか「コンパクトサイズのスタンドアロンの蛍光灯」みたいなやつ。

● 一応ねじ穴ついてるのでスタンドに固定もできるんですけど、ちょっとした撮影なら、こうやって自立もします。もちろん、ストロボや高照度の撮影用ライトには敵わないんですけどお手軽。こうやって立てたり、手持ちで真上から当てたりできるから。黒い布を画鋲で壁に留めて、その前でババっと撮っちゃいます。白い布はあいにく今ないので、コピー用紙敷いて対応。

● こんな感じで置くと、まあ、暗がりも誤魔化せます。iPhoneの自動露出まかせでもいいし、黒背景の時には被写体にロックさせて露出落とせば、なんとなくの黒バックになります。コードもないし、色もグラデーションで変えられるし便利なんですよ。

メタルロボット魂で「ウーンドウォート」が発売される!というニュースを受けて、今野敏の小説『アドバンスオブゼータ・ティターンズの旗の下に』を読みました。メインの筋だてって、こう言っちゃなんですけど0083のその後のリメイク、だったりするんですよね。劇中ではさらっと流れちゃうけど「GP計画をなかったことにして、戦犯として追求されるコウウラキの顛末」みたいな部分にスポットを当てた話。ストレートに書くと、もうそういう受け止め方しかできなくなっちゃう。ただ、この小説は、そこを法廷劇をメインに据えて、ガンダムの活躍は、もう一つの時間軸で、メインストーリーの間に交互に挟み込んでいくという構成になってる。なので、「どこかで観た話」のように思えるけど、トータルとして違うドラマに見えるという仕掛け。大まかなプロットは、モビルスーツ(特に新型ガンダムバリエーション)がわんさか出てくるよう電撃ホビーマガジンから要請されたものだろうと思うし、毎月連載という形をとる上で、どういうスタイルが読みやすいいのか?毎回サプライズとなるモビルスーツを出していけるのか?ということで捻り出したので、こうなった、という話だと思います。

● そういう制約の上では、地球連邦軍と、ティターンズという軍隊内組織の確執、革命組織エゥーゴ、カラバの存在感など俯瞰して書かれていて面白みのある話になっていたと思いました。ただ、尺の問題(何しろ雑誌連載だし、模型のグラフ記事がメインで、ストーリーは添え物的)もあって、モビルスーツの描写とかは比較的淡白なのが今となっては勿体無いかもしれないですね。いや、そこをコッテリやると、やっぱり0083になっちゃうのか。難しい。ある種、1番の目的にしていた「ウーンドウォート」がさっぱりわからない!!

● そして「よーし、フライルーでも作っちゃおうかなー」と思っても、お店には売ってないのだった。にくいぜ、ガンプラブーム!!