● シン・仮面ライダー 』の諸々の発表があって、ニュース記事でみたら「わあ、出渕1号はFIRSTの時と同じノリで良いじゃん」とかいう特撮ファン的感想より何より、「え?浜辺美波出るの?緑川ルリ子?!よし!」 でテンションが上がりました。庵野秀明は「東宝のカレンダーで見て決めた」とのこと。そう!あのカレンダーの浜辺美波、またなかなか良いんだよな!と。肝心の特撮方面の関心がどこかに吹っ飛んでしまって夜に至ります。本郷猛がなんかちょっとよくわからない感じの人でも、サイクロン号の四つ目が今ひとつわからなくても、浜辺美波が出るならそれで良いかな?と、達観した気持ちになっています。

● プロモーション映像については……この前見た実写版『カウボーイビバップ』と同じような気持ち……。まあ、こうなっちゃうかあ。なっちゃうよねえ。蜘蛛男、張り切りすぎだし。ライダー、戦う男なのにブーツの底滑りそうで、ヒール高すぎて危なそうだし。あと編集のキレが悪い。気になったのは以上です!

● 海洋堂の配信番組の仕事をやっているので、なんだか身内びいきみたいに聞こえるかもしれませんが、このリボルテックのミッキーマウス、良いですよねえ。これまで色々ディズニー、ピクサーキャラをやってきた海洋堂が、ついに本尊、ミッキーに着手しましたよ。黒目がパイカットアイになる前の、デビュー時のミッキーマウス。表情替えのバリエーションがどれも可愛いんですよ。

● 多分Twitterだったのかな?何がきっかけでたどり着いたのかわからないんですが「高校生よ、倫理の授業で寝るな。〜なぜ倫理を学ぶのか〜」という記事を読んで思い出しました。中学の時は、ごくふつーに部活に授業に励んでいたけど、高校に入ってから全く授業に向き合う気力がなくなって、ひどい学力低下に繋がっていくわけですけど、高校になって初めて出てきた教科「倫理社会」だけは、すごく好きだったんですよ。難しそうな学科名なのに、教科書がまず面白い。歴史上の人物の「屁理屈」のような理屈がどんどん紹介されていて、それが世代を超えながらどんどん発展進化していく過程がめちゃめちゃ面白かったんです。「え?学校の授業がこんなに面白くていいの?」ってくらい。

● 結局、それきっかけで実家に揃っていた謎の全集「世界の名著」(そういうのを揃えるのが教養ある家庭、みたいな時代があって、多分近所の本屋さんの営業で買わされたんだろうなあ)を読み出すきっかけにもなったんです。だから、高校時代に「倫社」の教科書に出てきた人の著作はそれでつまみ読み。世間で人気らしいと勘違いしてマルクスもマンハイムもそれで読んだんですよ。だから下手したら学生運動やってる人たちよりも、よっぽど原理主義的な影響を受けたと思うんです。他の授業に身が入らなかったのも、そのせいだとも思うし。だから「倫理社会」って、高校で勉強するにはめちゃくちゃ重要だけど、絶対に「その他の学業」に影響及ぼすし、大学進学の妨げにしかならない、おかしな寡黙だと思います。自分が、おかしな人になったのは絶対「倫社」のせいだと思いますもん!(あと、まんが)

● 実際、高校3年になってからは、毎日遅刻時間に投稿して美術部の部室へ直行。そのまま昼まで文芸同好会の冊子に載せる怪しげなアジ文描いたり、まんが描いたり、油絵描いたり。昼休みになると、友人がみんな部室に集まってくるのでそこでひとしきりワイワイやって……午前中の授業に出ることは稀だったかもしれないんです。卒業時落第もしなかったので、なんで履修時間セーフになったのかよくわかりません。出欠もテキトーだったのかなあ。

● あと、フェアレディ240Z、中身がとりあえず出来上がりました。見た目はあんな流線型のスポーツカーなんだけど、実質中身(フレーム)は「箱」のような車なんですね。昭和の自動車って感じ、すごいする。こういうのをしみじみ感じられるっていうのは、プラモのいいところだし、それを演出できるのもタミヤってメーカーのすごいところだと思います。

● あとはメッキパーツと透明パーツと塗装ボディの組み付け、というプラモとしてはちょっと難易度の高い外装作業が待ってます。雨も降って湿気も高いし、うまく仕上がるかなあ?