● 今日は日曜だから仕事があろうがなかろうが、ダラダラしていることになんの罪悪感もないのがいいですね。もちろん、ダラダラしてたら1日がすぎましたけど。

● なんか、Netflixオリジナルの実写版『カウボーイビバップ』のティザー映像(アニメのOPを実写化したもの)が公開になって案の定……って感じで。イタリア人が作ったルパン三世のファンムービーとか、そういう類のものですね、これ。

● つくづく思ったのはタイポグラフィに頼っていたオリジナルの方のビジュアル問題。オリジンでは、何やら読めそうで読む気もしない英文がダラーっと流れて「カッコいい」を醸し出してたわけで、確かに前にも古賀学さんが言ってた「英文ポエム」って、デザイン業界だとめちゃ有効だった時代があると思うんですよ。今も、ガンダム界隈とか、アニメ関連とかで引き継いでいるところはありますけど。80年台にはおしゃれアイテムとして、英字新聞をプリントしたシャツがあったりしたのと同じことで、日本人は「英文みっしり」イコールオシャレっていう感覚ありますもんね。

● ところが今回は皮肉にも、そこを和文にアレンジしてきました。なんで、そんなこと!って感じですよ。おかげで、ニコニコ動画の弾幕みたいにしか見えない……。いや、アメリカ人の和文書体の選び方のダサさが丸出しで、それどころじゃない……。だから、何度も言うように、欧米人は和文使うとき監修に日本人デザイナーに声がけしろよ!いや、ほんと、本編公開、別の意味で興味深いです(楽しみ、とは言えない感じになってしまった)

● 楽しみといえば、先日観終わった『スターウォーズ:ビジョンズ』が自分には合わなくてミディクロリアン値が下がってしまったので、ええい、もうままよ!と、これまで触らずにおいたこの春配信になったアニメ『スターウォーズ:バッドバッチ』観はじめました。出だしは、ちょっともたつくなあと思っていたけど、そこはデイヴ・フィローニ。まとめ方が堂に入ってて3話くらいからは「いいじゃん、いいじゃん」って感じ。まあテイストとして『マンダロリアン』すぎないか?とは思うんだけども……。ジョン・ファヴローと仕事して、フィローニの中で必勝パターンが見えたのかな。

● クローン大戦後の荒れた世界っていうのは『クローン・ウォーズ』の後日譚、『反乱者たち』の前日譚として反乱軍ではなく、お尋ね者のクローントルーパーの目線でってところが面白さに繋がってると思います。マンダロリアンっぽく、正史のキャラが上手いこと絡んでくるのも楽しいし、『ローグワン』好きな人にもマッチしそう。翻訳版だと声の出演に「金田明夫」が並ぶところが、さすがクローントルーパー。5話まで観て、いよいよあったまってきたなという感じでこの先が楽しみになりました。

● しかし、スターウォーズ界隈では、ますますデイヴ・フィローニの力が強くなってきてるな。自分は割とそれでも楽しませてもらっている方だけど、もう一人ぐらいキーマンが出てきてくれればバランスも良くなるんじゃないかと思いますね。

● クレオスの「黒」買ってきたのでやっと進められる!作りかけのフェアレディ240Z。ここなんてシャーシの真下ほとんど見えなくなっちゃうから、ここまで拘らなくともってパーツ分割の細かさなんですよ……。小学生の時作っていたモーター付き400円の1/26「サーキットの狼」シリーズ、懐かしいなあ(パンテーラだろうが、ミウラだろうがシャーシは全部共通だったと思う)

● エンジンに関しては、実写はもっと配線コードでぐちゃっとしてるんですが、そこは上級者の方のためにあえて完全撤去。やりたい人は自分で配線してね、ってことに割り切っています。確かに中途半端にされても困るでしょうから良い判断。最低限、というところは強引にパーツ化しているわけで、オレのようなやつでも「まあ、こんなものでもカッコいいか」となるバランス感覚によるものです。このセンスがタミヤは昔から「一流」だと思うんです。見栄えのポイントになるデカールとか、メタルインレットとかのおかげでカッコよくなって「エンジン組み立ててよかった!」って思えますからね。

● あとは車内のフロントパネル周りがちょっと面倒かもしれないな。まあ、今のところ時間だけはたっぷりありますので。