● 事前告知を見てなんか好みに合わなそうだなぁと思っていたディズニープラスのオリジナルアニメ作品『スターウォーズ:ヴィジョンズ』を見ました。

● とりあえず4話まで視聴。アニメ版『マンダロリアン』という感じの小さな舞台の物語が3本続いてるあたりもまぁだいたい予想通り。短編作品なのでそうなっちゃうんだろうなぁ。自分にとって「スターウォーズ」らしさって第一に青春映画としての趣があるか?ってとこ。だから多少お話は乱暴でも構わないんじゃないかなと思ってたんだけど、やっぱり短編映画の作法として最低限のドラマを盛り込もうとするとこうなっちゃうんだろうな。それから第二の要素として、宇宙人やドロイド、メカのギミック面もスターウォーズの大きな魅力の一つだと思うんだけど、それはなんだかいじましくちょこちょこやってる感じ。とりあえず、一番派手だったのが一本目の神風動画版。

● いずれにせよ先方からのオーダーもあるのかオリエンタリズム全開で、結果として似たような肌触りの作品が並んじゃってる感じがします。そういう意味ではトリガー版はトータルで見たら一番日本のアニメらしさがあって期待に応えられてるかもしれません。ちょっと、熱血台詞の応酬が「トリガーらしすぎて」にやけちゃったけど。で、正直出だしは退屈に感じたけど、構成とテイストで映画『スターウォーズ』の作法に則っていたのが意外にもプロダクションIG版。…… X ウイングとか、タイファイターとかファルコン号とかああいうスターシップバトルはあんまり期待できそうにないかも?。どうにでもなりそうで意外とスターウォーズっぽくするのって難しいんだよなぁ。

● ちょっとしたきっかけで『シャン・チー』に出てきた可愛いモサモサ、モーリスのぬいぐるみってもう国内で買えるのかなあ?と思ったら、中国製のパチモノみたいなのしか見つかりませんでした。もっとも、あいつは中国の幻獣なので、パチモノっていうのは失礼なのかな?あくまで、映画『シャンチー』に出てきたわけではない、オリジナルのぬいぐるみですね(そもそもバランスとかあまり似てない)。……それにしても2つで4000円って……。

● マーベルといえば、最近figmaのラブライブのナントカちゃんを格安の捨て値で入手したので、これ幸いとペニーパーカー化を狙ってリペイント始めています。結局、ペニーパーカーは日本じゃあねんどろいどしか出さなかったし……。ハズブロのはアレだし……。あんまり好みじゃないアレンジなんですよね。で、あれ?と思ったのは、普段はそのディフォルメセンスが趣味に合わなくてスルーしている「コスベイビー」っていうホットトイズのラインナップがあるんですけど、むしろ、そっちのペニーパーカーの方が可愛いんですよ。あれ?、いっそこれでもいいかな?って思うくらい。

● しかし、タミヤのフェアレディZ。予想していた以上にパーツ分割と、塗りわけ指示が細かくて、真面目に塗装していくとホイホイ作れるものではないんですね。まあ、オレの場合は下面なんて見えないんだし(とはいえエンジンとエキパイぐらいは塗るわけるか)派なので、とりあえずセミグロスブラックでドバーッと濡れるところまでシャーシーを組みました。

● 見て貰えば分かる通り、前後の足回りだけでも細かいディテール全部別パーツ化されてます。真面目なプラモだ!!いい加減に構造を無視した簡単ディティールに割り切る時代じゃないんだな、とも実感しました。だってタミヤだもの。おそらく50年は持つクオリティを目指してるんじゃないですかね。ここまできっちりやられたら、他のメーカーにできることって「簡易化」だけですもんね。