● 親知らず抜いたので、サクサクしたものや、ガリガリしたものが食べられない。例えば、一見柔らかそうに思える「もやし」は前者に当たるし、「きゅうり」は後者に当たる。特に口内でバラけるものものも、抜歯跡に入り込むのでだめだ(ご飯がこれに当たる)。こうやって食生活に制限かかかると、やけに窮屈な感じになってきますね。食べ物の選択肢、大事。だから、決して食事制限のあるような病気にかかってはいけないのだ。今は、日々飲んでいる薬のおかげで「グレープフルーツと文旦」が禁じられている程度なので、なんとかなってる。早く、親知らずの穴、塞がれ!!
● とりあえず、今日は抜歯後にも優しい、プリンを食べました。美味しいし、言うことなし。
● そういえば『スーパーマン・スマッシュ・ザ・クラン』を熱烈におすすめしようと思ってたんですよ。なんたって、グリヒルさんのアートでまるっと一冊は「パワーパック」以来だし、 アメコミ読んだ事ない人でもほぼ理解、完結で楽しめてジーンと来るし。それで超オススメ!と思ったけど市場で品薄なので、ちょっと躊躇してはいたんです(おそらく!アイズナー賞受賞きっかけで売れたのかな?)。そしたら、昨日の夜、本当にたまたま四海鏡さんのspaceに顔を出したら、「キャプY」さんという知らない方とアメコミの話をしてたんですね。あ、偶然だなーと思っていたら呼び込まれ、なんだかんだで”初めまして」の方に「ちょうど今、スーパーマンのマンガを勧めようと思ってまして……」って話をしたら「それ、僕の翻訳です」って……。偶然なんですよ。びっくりしちゃった!!吉川悠さんと言う方で、そのあと、お知り合いということでさらにトークに参加されたのが、小田切博さん。あ、知ってる!というか何冊も読んだことある!と言うアメコミの人。いやー、すごい機会でした!
● というわけで『スーパーマン:スマッシュ・ザ・クラン』おすすめです。(サンプルで冒頭が読めますのでチェックしてみて)
● 1940年台を舞台にしているので、スーパーマン周辺の街並みやファッションもクラシカルで柔らかなタッチのグリヒルさんとの相性も抜群で、主人公の女の子ロベルタ(アメリカンチャイニーズ)も、ロイス・レーンのファッションも可愛い!アメコミのコッテリしたタッチの図柄に抵抗のある方にも読みやすいんじゃないかと思います。Amazonだと品薄なのですが、まだ街の書店にはあると思います。新宿紀伊國屋は残り一冊!shopro booksさんは、アイズナー賞受賞を機に増刷をしてみては?
● 実は、制作中のフェルディナント、ボディ反対側のインレタ貼りに大失敗してしまったのです!それで、2枚目のインレタを再発注する羽目になって、作業がストップしています。猛暑、コロナで家に篭るべき時期、かつ、仕事がスパッと切れた時期なので、プラモの作り時だと言うのに!2枚目が届くまで、フェルディナントはおやすみです。
● と、言うわけで、こう言う時のための家の積みプラモ。戦車作ったし、飛行機行ってみようかな?と積みから引っ張り出してきたのは、ハセガワ1/72の「イングリッシュ・エレクトリック・ライトニングmk.6」!若い頃は、どうしてもカッコよさがわからなかった飛行機。子どもが「カッコいい後退翼の飛行機」を描こうとして失敗してしまったような飛行機だと思ってたんですよ。それが、40に差し掛かった頃ですよ。「あ、これ、デルタ翼が欠けてる翼」なんだ!って見えてきて、しかもサンダーバード1号のようにも見えてきて……。そしたら、上下に並んだエンジンノズルがSFメカっぽく見えてきたり、ヘンテコなお腹の膨らみも可愛らしく思えてきたし、翼の上につく燃料タンクという行き当たりばったりな開発過程も超兵器のように思えてきて……あっという間に「好きなジェット戦闘機」の一つになったんです。世界の傑作機もちゃんと買うレベルで好き。
● ところが、日本では人気のない機種なのか、国産キットで出ているのはほんの数アイテム。タミヤのミニジェット(今はコンバットプレーンと言うんだ)か、ハセガワのこいつくらいじゃないんですかね。しかも、どちらもリリースされたのは60年代。軽く50年も前ですよ!でも、そのキットが再販されていまだに現行商品として買えるというところはすごいと思いますけど。お値段も、1/72のジェット機なら通常2000〜3000円超えという値段帯の昨今、1000円を切るロープライス!!正直、作って失敗しても「シャレで遊んでみた!」で済むレベルですよ。(あれ?値段確認しようとしたら今、Amazonだと定価よりちょい高めのプレ値。何があった?)
● ただね……パッケージや、デカールはリニューアルされてるけど、やっぱり50年前のキット。今時珍しい、「バリ」がちょいちょいあるんですよ。
● いいですか?最近、ランナーから切り出した「ゲート跡」の処理を「バリ取り」とか言う人たちが出てきてますけど、「バリ」ってこれですからね!!もちろん、機体のモールドは凸モールドなので、スミ入れ、というのもちょっと今時のキットと同様にはできないし、ここは何もなしでいいのかな?ってくらいツルツルのパーツがあったり、エッジはシャープにしようとするあまりにめくれてたりして、ちゃんと今風に作ろうとするととんでもなく難易度が高いキットだとは思うんです。
● ただ、今回は「娯楽」として「好きな飛行機」を「ちょいちょい組んで」「遊ぼう」ってことなので、気にせず、「モールドの彫り直しもしない」「パテも使わない」でビッグ1ガムのおまけを作っていたイメージでガンガン組んでいく予定。そこは天下の飛行機メーカー、ハセガワなので、事前にすり合わせなんかをすれば、そこまで「合わない」って箇所はないと思いますので。まずはコクピットを塗って、そこにテキトーに塗装したパイロット(どうせよく見えなくなる)を載せてボディを張り合わせる!という、実にマットーな飛行機プラモの手順で行きたいと思います。
● 明日は『ヨドンナ』配信日!