● 昨夜頑張って原稿を仕上げたので、今日は寝坊して家でだらだら配信で映画を見て過ごしました。おかげで、午前中に来たクロネコヤマトのピンポンに気づかず(オレの荷物ではなかった)再配達をお願いする羽目になったりしたけど。
● で、何の映画を見たか?というと『女王蜂』。なぜか急に市川崑の金田一を観たくなったからなんですよ。Amazonプライムでずらっと並んでたけど、一番最近観たのが『病院坂の首縊りの家』。『獄門島』『犬神家の一族』は繰り返し、何度も観てる。一番好きな『悪魔の手毬唄』に至っては年に一回は観てる。で、なぜか『女王蜂』は公開当時劇場に行って、「まあ、こんなもんだろ」的なレベルの肯定感で受け止めていたんですよ。「豪華女優陣、夢の共演」も「化粧品とのタイアップのすごい宣伝攻撃」の方が印象に強く残ったし、実際、原作含め、映画として作りが地味に思えたんですよね。正直、シリーズが続いて「見世物」としてはマンネリになってたとこもありましたから。
● ところが今日、10年ぶりくらいに観返してみたら「ぐえ〜!面白すぎる〜」でした。何がって、岸恵子ですよ!こんなに良かったっけ?岸恵子。忘れてたわあ。とにかく『悪魔の手毬唄』が好きなのは磯川警部の若山登美三郎の良さもあるんだけど……岸恵子に尽きるわけですよ。そういう理由であるなら、『女王蜂』も2位に入れてもいい、と思っちゃった。ショートボブで凛とした雰囲気の家庭教師。……素晴らしいです。勢いで『悪魔の手毬唄』も観ちゃった!こっちの岸恵子演じるリカさん!変わらずいいですよ。線の細い後家さん。「今流行りの文系女子」的なものにも通じるインテリジェンスと退廃的なムードが同居していて、そこに方言属性もプラスされてるし、もう最強じゃないですか!『女王蜂』の「神尾先生」もそうなんですけど、どちらも「恋愛」で堕ちていくんですよね。そこが横溝世界のヒロインとして魅力的。グーッと来ますね。
● 実はそのままAmazonプライムで古谷一行のTVドラマ版『夜歩く』なんかもみちゃって……。ああ、こっちはこっちで味があるな。特に長門裕之。一日中、横溝正史で終わっちゃいました。ほんと久しぶりだけど今夜から、寝入り端に『本陣殺人事件』でも読もう。(翻訳ミステリをずっと読んでたけど、マンネリ化してきたので)まあ、小説としては『獄門島』が最高だと思うけども。
● 最近、近所の輸入食料品屋(なぜか突然できた!)に台湾パイナップルが入荷すっるようになったなーと思ってたら、イトーヨーカドーも台湾パイナップルのカットパインとか扱い始めて、短になってきましたね。台湾パイン。フィリピンの甘酸っぱさもいいけど、台湾産のまろやかな甘みも美味しい。値段もこなれててありがたいですね。カットするのはそこまで手間じゃないんだけど、生ゴミが出ないのがありがたいんですよ、カットパインは。

● iMacの経過は順調。今日の午後には「羽田」に到着したみたい。今頃は営業所に配送始まってるかなあ。明日、早い時間に来てくれたら嬉しいんだけどもな。

● まあ、映画ばっかり観ててもアレなんで、夕飯作る前後とかにプラモもちょこちょこ。胸のダクト部を思いっきり広げたステイメン。ご覧の通り胸元の印象は良くなってると思うんですが、中の黄色いパーツの長さが足りなくなっちゃった!

● そりゃそうですよね。広げたんだから。で、プラ板貼って中もパーツを延長工作。地味に面倒だけど、作業時間はそれほどかからないですね。

● これで、表面処理して傷をチェックしたら塗装に入ろう!!