● 昨日が取材で、明後日も取材。明日の日曜も赤坂でパワポの4時間受講者がいるので1日稼働。せめてもの間の土曜日にと、彼女と渋谷へ。まずは、最近、渋谷といえば?の我が家の定番になった明治通りのカオマンガイ屋で腹ごしらえ。

● そこから渋谷パルコに移動して、ゲーム『MOTHER』シリーズのテキスト全てを収録した本『MOTHERの言葉。』発売記念のイベントへ。本の先行販売と、グッズ販売、展示で気分はもうあの頃へ!

●『MOTHER』シリーズの何がすごいって、ヒットメーカー、コピーライターとしてノリに乗っている「言葉のプロフェッショナル」であるところの糸井重里が、何の酔狂か、ゲームを丸っと執筆しているところです。実際、優れたシナリオライターが担当しても、ゲーム1本分のシナリオとなれば、進行上必要なセリフもあるし、システム部分などに関しては担当者も変わるし、それなりの「荒さ」というのは出てきちゃうんですけど『MOTHER』はそれがない。コピーライターといえば、普段から「極端に限られた文字数」、「絞られたコンセプト」の中でいかに人の心を動かすか?という事に腐心する仕事なわけですけど、そのヒットメーカーによるテキスト。それがゲーム全体を覆っているというタイトルなんです。大げさにいえば、名コピーがプレイ中、ずっと続く!!びっしり続く!どの言葉も、甘く、切なく、勇ましい。これ、当時の自分は小学生の時にプレイしたかった!と思ったもんです。

● プレイしてみればわかると思うんですが、言葉の肌触りがまるで違うんですよ。好き嫌いはあると思うますが、少なくともオレは、今もこの「クオリティの密度」を超えるゲームをプレイしたことがない!プロデューサーはあの宮本茂!キャラクター・デザインのチーフは南伸坊!音楽は鈴木慶一!(小学館から出たガイドブック『MOTHER百科』はインパクト抜群の奇跡の一冊で、今も宝物)『MOTHER2』なんてプロデューサー、プログラムディレクターが、その後の任天堂代表取締役にもなった岩田聡だ!

● だから当然、本も購入しました。可愛いダンボールボックスに入っているけど、この中にさらにケース。そしてシリーズごとに分冊されていて重い!持って帰る時、指先が切れそうになるくらい重い!

● 中身はこんな感じ。「言葉」はもちろんだけど、ビジュアルも適度に入ってる!『MOTHRE2』のここは、大好きなタッシーとバルーンモンキーの出てくるところですね。

● 「なぜかタコのかたちをしたてつのかたまりがみちをふさいでいる」!!ここだけで痺れる!タッシーも可愛い!(ネッシーマンガに大きな影響がある)通販もあるので、みんな買おうぜ!!

● もう、「ことば」しか展示されてないのに、胸にくる!

● 明後日の準備が終わらないけど、明日のレッスンの準備の方が優先事項になってきたので、この辺りで目先変えます。はい、仕事です!!夜は仕事最優先でやっております(いや、睡眠時間最優先だな)。睡眠時間を削らなければならない仕事は、年齢的にもう引き受けられないのです。