● 台風の心配をしつつワンフェス名物ニューオータニ(個人的にはそういう認識)で一泊して翌日。幕張は朝から快晴で割とごきげん。このまま雨にも降られずに1日を過ごせるかと思ったほど(当然そんなわけにはいかなかったけど)

● 朝食食べて、また部屋に戻ってベッドでゴロゴロして……この時間が最高に贅沢で、このために宿泊費を払ったようなものなわけですよ!11:00チェックアウトなのがとても嬉しい!
● で、そこから一路水道橋。東京ドームシティの「特撮のDNA」展へ。円谷英二から始まって、ゴジラ、次がガメラ。で、今度の開催は「ウルトラマン」!今回は、コロナ対策もあってか日程指定の先行チケット販売だったんですが、初日は「日程指定」にも関わらず数時間待ちの状況でお客から不満の声も上がっていたみたい。確かに、地方から出てくる人に関しては「いつ入れるかわからない」って状況はそれなりに辛いとは思うのでわかるんですけども。今日3日目の平日ってこともあって正午過ぎの入場で待ち時間ゼロ。この辺りのコントロールは難しいだろうなあ。

● チケットがスマホのブラウザで表示できるタイプで、コレはかなり便利でしたね。

● 展示内容は、ほどほど。お値段考えたら、もうちょっとあってもいいなあとは思いましたけど、物量より何より、解説のパネルやキャプションがほぼ皆無だったことが一番微妙でした。事前情報で「え?」とは思っていたんですが、実際に会場に行ってみて「ここまで何にもないの?」と。とにかく展示品の横に通常の展示会であればつけられているキャプションが皆無なんですよ。作品名がショーケースに貼られているだけで、「コレ 」が「なに」なのか全く説明なし。撮影で使われた実物なのか、後年に作られたレプリカなのか、それとも実物をレストアしたものなのか、全く不明。ウルトラQのケースに入ってる「ゴロー用ミルク缶」とか「ロマンスカー」にも全く説明なし。そりゃあ、こっちもそれなりに知識あるからわかるけど、そういう客ばっかりじゃないだろうよ!
● 何も詳細な分析とか、理屈とかを高望みしているわけではないんですよ。『トリプルファイター』のマスクが展示されているなら、一つ一つにコレは「グリーンファイター」コレは「オレンジファイター」って名前だけでもいいから書いておけよ!ってことです。子供連れの若いパパとか絶対困るって!!初代ウルトラマンのオリジナルのカラータイマーの内部電飾ギミックにすら何の説明もないから、造像するしかないけど、結構難易度高いんじゃないかな?雑すぎてびっくりしたぜ!このウルトラマン80すら解説ないんだから、何の現代アートかと思われちゃうでしょ!(※一応、印刷された文字のみの目録は配布されてるんですけど、どれがどれか?は初心者には判別しづらい)

● アンケートに「今回のテーマは『系譜』でしたが、そこは理解できましたか?」みたいな質問があって呆れました。ぶっちゃけ、「まるで」でしたから。そんな質問してくるくらいならもう一手間かける努力したほうが良かったと思いましたけども。楽しかったけど、そういうところ残念な感じのイベントでした。おまけに。会場でたらここぞとばかりの豪雨でしたし!
● 一番グッときたのはアメリカの新聞「スターズ&ストライプス」の取材で撮影されたフジ隊員とベムラーの2ショット。なるほど、コレは希少かも!

● というわけで、たっぷり二日間、幕張まで遠征して楽しんだ、彼女の誕生日祝いも兼ねた「夏休み」を堪能しました。明日からまた仕事を探しつつ働きます!