● 昨日の日記で、仮面ライダーのCDBOXの話を書いたんですが、さすが誕生40周年。CDくらいじゃあ終わりませんよ、というわけで、三越で「仮面ライダー展」だそうです。通ぶるわけでもないんですが、リアルタイム世代としてはテレビと同じくらい、マンガ版にも思い入れあります。番組スタート直後は、ほとんどのキャラクターグッズが、マンガ版の図版を使っていた、というのも関係あるんじゃないかなあ?仮面ライダーアイスも、チョコも、文房具も、ソノシートも、メインビジュアルはマンガ版でした。今にして思えば、人気が出るかどうかわからない実写ヒーロー「仮面ライダー」のスチルよりも、人気の「石森章太郎原作のテレビ作品」である事の方が、保険がかかっていた、という事なのかな、と思います。もちろん、子供たちからすると、テレビ劇中のスチルに飢えていた(マンガ読んでる、という子供はそんなに多くはなかったと思う)わけで、その欲求に応えた本格的なマーチャンダイジンググッズが、かの有名な「仮面ライダースナック」のライダーカードだったのではないかと記憶しているのです。石森章太郎のマンガが大好きだったオレにしたって、その誘惑には勝てませんでした。ウルトラマンやゴジラといった本格的な特撮作品は、やはり5円引き(当時は)のブロマイドのサイズがグーでしたが、そのあたり、造成地や団地で戦っていた仮面ライダーとしては、あの絶妙なサイズのカードが似合ってましたね。2号登場あたりになると、本やグッズにもテレビモチーフのものがメインになりだして、仮面ライダーというタイトルから石森色が薄れて行ったような記憶もあります。

● しかし、旧1号から、ストロンガーにいたるまで(この区切りがオッサンならではなんですけど)主題歌のカッコ良さはアベレージ高いですよね。ハズレなし!小学校高学年になって、仮面ライダーを観なくなった当時でさえ「仮面ライダーアマゾン」のソノシートを買った友人をちょっと横目で見つつ、「歌はかっこいいんだよ、歌は」と思っていた事が思い出されます。菊池俊輔メロディーと、石森先生の作詞センスが強力です!(一部、八手三郎作詞)

●「魔法少女まどか☆マギカ」最終回までの3話、観ましたよ。なるほど、深夜でやるだけの魔法少女だなあと感じました。ちゃんと「魔法」に対する見解(要は、理屈を超える望みを叶えれば、必ず歪みが出る)を押さえつつ、それでも「夢や希望を持つ事は間違っていないのだ」という大人の道理を説く。救済のために、主人公の命の代償を強いた所に「そうだよな、このノリだと落としどころはそこしかないよな」と思いながらも、内心では別の突き抜け方を見たかった、という欲も出ましたね。これが「女の子の生き方」を描いているのであれば(さやかの献身の話とか、やってるあたり、そうだと思うんですが)、なおさら。「理屈」で収めた理性はわかりますが、これだと食い足りないな、と感じました。原作なしのオリジナル企画としては、トータルで、よくできたパッケージの作品として評価したいとは思います。

●見出し見て、思わずマジかよ、と思っちゃったのはこの記事。「キレる60代」(笑)。そうか、もはやキレるのは10代ではなく、60代か!ほとんど、パロディ企画(たけしや、所さんが好きそうな)のタイトルですよ、これ。

●「シュタインズゲート」観たら、まんまと「ドクターペッパー」飲んでみたくなった。たぶん過去に、一口しか飲んだ事ないので……。まさに、「まんまと」だよなあ。単純で、バカだなあ、オレ。