● 明日もカレンダー通り休日になったので、今日は呑気に年末に壊れたメガネフレームを持って眼鏡屋へ。新規のフレーム(全く同じ、ほむらちゃんモデル)を持って行って、修理してもらったのでレンズ無駄にしなくてよかった!気に入ってるんですよ、ほむらちゃんモデルのフレーム。

● 「ああ!」と今日気づいたこと。ネットには「なんでも、自分が攻撃されている」と感じる人がいかに多いか、ということですよ。「チコちゃんに叱られる」に対して、叱られるのが不愉快だと怒ってる人とか、ブラックジョークに対して不謹慎だと怒ってる人とか、自分には直接関係ない批判に対しても「じゃあ、あのことも糾弾しろよ」と矛先を変えてさらに攻撃的になったりする人とか。なんつーか「気持ちはわかるけど、他人の戯言だと思ってほっとけよ」と思うことがやたらと目につくのは、そううことなんじゃないかな?と思うんです。ちなみにネットには、と書いたのは実際、リアル環境の自分の観測範囲には見当たらないだけで、本当はネット以外にも多いのかもしれないけど。いつ頃から、他人事を放って置けなくなったのかな?

● そんなことを考えながら、世間の風潮とは全く逆に、今時は「世の中にいかにコミットしない部分を作るか?」ということが、幸せな生活を送るためには大事なんじゃないかとも思いましたね。

● 今日は図書館で「あのひの音だよおばあちゃん」という児童書を借りてきました。年末にTwitterでこの本のことを書いている方がいて、思い出したのです。以前読んで、いつか購入しようと思っていた本なのですが、現在絶版になっていたのでした。これが、とんでもなく傑作なのですよ!絶版とは勿体無い!作者は『100万回生きたねこ』の佐野洋子さん。こちらは、絵本ではなく、児童書扱いですが大人なら30分はかからないでしょう。

● 一人暮らしのおばあちゃんの元へやってくる巨大なブタが、シマシマの子猫を連れてくるところからお話はスタート。さらに、天才のクロネコも登場します。久しぶりに読んだら、もう、最初の数ページから感情をかき乱されっぱなしでした。決して「悲しい話」とかではないんです。登場キャラクターはみんないい人(ねこ)。悪意のかけらもない物語。

● 全編に流れる優しい幸福感と、その隣り合わせにあるやるせなさ。なんて凄い「お話」なんだ!!フレーベル館は再販すべき!!もし、読んだことのない方がいたら、ぜひ、探して読んで見てほしいです。読後の現在も思い出すと本当に胸が苦しい!!図書館で予約してでも読んでほしい!なんならアニメにしてもいいよ!