● 先日から『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』の公開で、平成ライダーファンたちは盛り上がってるみたいです!
● で、他人事の世にしていたら、我が家には「仮面ライダービルド公式完全読本」が送られて来て、ああ、当事者か、という気持ちになりました。先月、結構なインタビュー仕事をさせていただき原稿でお手伝いしておりますので、興味ある方は本屋さんで見かけたら手にとってくださると!
● 一方で、オレはといえば家でCD焼いたり、ゲラチェックしたりの用事をして知日を過ごし、夜から「シュガー・ラッシュ:オンライン」を観に出かけてきました。
● 感想を言えば、二つの理由でがっくりしてしまったという感じ。ひとつは、この映画、ディズニー関連&ゲームキャラ入り乱れてのお祭り映画のガワを使って、ひどくシビアな話を描こうとしてる真面目な内容なんです。人の感情の闇というか、そういうところに踏み込んで行ってるし、劇中では解決しちゃうんだけど、真面目に考えれば考えるほど現実はそうはいかないって話です。だから観終わって楽しい気分で劇場を出られない。「それで良かったのか?」って引っ掛かりが解消されないんです。年末の浮かれムードを期待しない方がいいのは確かです。
● あと、もう一つは賑やかし、お楽しみの要素になってる「ネットあるある」ネタが、オレくらいのしょぼいレベルのネットユーザーですら、ちょっと「イマサラ感」があって楽しめなかった、ということ。このレベルのネタで笑える層ってうのもいる(いや、多くがそういうお客なのか?)のかどうか、ちょっとわからないんですけどもどうなんでしょう? それに序盤戦、特に導入部の段取りがダルかったとも思うんです。想像通りのスピード感を超えてなくて……、ああ、ちょっと忘れちゃったけど、前作もこんな感じだったかも。とはいえ、ガル・ガドット、タラジ・ヘンソン(「ドリーム」、「パーソン・オブ・インタレスト」が参加してたりして女性陣は賑やか。吹き替えも、諸星すみれちゃんは相変わらずのヴァネロペだし、森三中も十分以上だし、ディズニープリンセスは全員オリジナルキャストで再現してたし、女性キャストが印象に残る映画でしたね。
● あと、吹き替え版ならでは、の、ディズニーいつものローカライズ画面。気を使ってくれるのはいいんだけども、可愛いペンダントの筆記体文字が、丸ゴシック日本語フォントに変えられてたのには驚いた!あれはダサい。ダメな観光地のお土産みたいだったもん。そこはせめて手描き風にするべきだったよ!
● 帰宅後は、おとなしく今夜も味噌煮込みうどん。