● 先日までの疲れがどっと出たのか、今朝は起きるのにひと苦労。放送前に、色々と取材させてもらった『仮面ライダージオウ』が始まるというので、無理やり起きて視聴したんですけど、視聴後、がっくりと力尽き、再びベッドに舞い戻る始末。なんとか今日中に仕上げなくてはならない原稿の仕事があったので昼前にはまた起きだしたけど、そのせいか疲れが取れた感じはしないなあ。夕方には終わったので、珍しく石粉粘土(ダイソーで買ってきたファンドのようなもの)をこね出しましたけどね。
●『仮面ライダージオウ』はお仕事案件でもあるので、気軽にホイホイ感想なんか書きづらいわけなんですけど、事前に脚本読んで、スタッフインタビューして、っていう経緯があると見え方にバイアスがかかるんですね、多分。客観的には、なんだか大味で、随分ラフな設定だなーと思うんですが、「むしろ、そのくらい大雑把でいいじゃない」と贔屓目が出てくるんですよ。ほんと、事前取材してなかったら、もうちょいネガティブな気持ちにもなってたかもしれないです。
● と、いうような前置きをした上で、主役の3人は例年よりも芝居っ気があるというか、割と上手。生瀬さんもいつものこの枠(有名人枠)と比較しても、効いている気がするのは全員の芝居が悪うないからなんじゃないか?と思ったのです。あと、ベルトのアクション。ハンドルぐるぐる回すのよりはかっこいいね。数カット、そんなことしなくてもいいのに!って思うような手間がかかりそうな撮影とかしてて、その無意味さ(特に演出上ぜひものでもないような気がする)も、また味かなあ。結論としては、時間とか予算とかライダーという枠の中で、かっこよさと、面白さが凝縮されていて、良い第一話だったんじゃないでしょうか?難癖つけるとするなら「20周年」的な「記念碑的な大仰さ」が欠けていたような気がするんだけど、その辺は軽くていいのかな?まあ、555以来の登板となるISSAの主題歌。PVもライダーしててなかなかいいよ!
● あと、先週あたりが締め切りだった、インタビュー記事が山盛り掲載された「東映ヒーローMAX」。もう本屋さんに並んでるのでびくりしました。今の出版のスピードってすごいな。ジオウ出演者のツクヨミ役の大幡しえりちゃん、田崎監督、おまけにルパンレンジャーのパイロット担当、杉原監督のインタビュー。ゴーオンジャー10イヤーズの男性キャスト陣のグループインタビューと、書きまくってます。ついでに、今月20日に宝島社から出るムック「平成ライダー20作記念! 「仮面ライダー」2000-2018全史」には、同時期にジオウ関連で取材した白倉プロデューサーと脚本の下山さんのインタビュー原稿が二本掲載されます。こちらも渾身の内容になっていますので、ぜひお手に取ってください。白倉プロデューサーは、作品自体は個人的に相性悪いと思ってるんですが(どうも担当作品が心底面白がれない)、人物として真っ当なテレビマンなのですごく楽しんでお話を伺えました。これまで特撮関連のスタッフインタビューで、一番自分のテンションが上がったのは、白倉さんです。
● 仕事とはなんの関係もないので、ざっくり書くけど「けものフレンズ2」というやつのPVが発表になって、それについているコメントがもう厳しい、厳しい(笑)。まあ、色々ファン目線での思いというのもあるし、そういう部分で非常に無理ゲーな企画だとは思うんで仕方ないかなとも感じますね。色々あるだろうとも思うけど、もうちょっとうまくやりゃあよかったのに、としか思えません。
● キャラのCG自体は吉崎観音のデザインにかなり近づいていて可愛くなっているはずなんだけど、「昔の野暮ったいほうが温かみがあった」っていうコメントが本当に出てくるとは思わなかったなあ。本当はけもフレには触れまいと思ってたんだけど、このコメントで思わず書いちゃった。初代のCGはまじで低予算ゆえにダサかったと思うんだけど、それが「温かみ」という言葉で擁護されちゃうというのがすごい。わかる、けどね(バーチャファイターは初代のカクカクキャラに温かみがあった!)
● 今日、最新のぶどうパン食べたんですよ。ぶどうパンって言って想像してるやつとは違いますよ。レーズンは入ってない。マスカット風味のメロンパンのようなものです。確かにマスカット的な、フルーツガム的な、人口の「マスカット味」がするパンでした。
● この科学味、オレは美味しいと思うけど、受けないだろうなー。