● 今日は朝から先日のインタビューの原稿まとめ。なんとか予定通りにフィニッシュできました。よく仕事発注先から「早い」って言われるけど、そんなに早いと自分では思ってなくて、それはテレビと書籍の締め切り感の違いなのかな?と思ったりします。テレビの場合、発注受けて、翌日提出って割とデフォだし、取材当日のうちに原稿まとめるなんてのも茶飯事なので。ただ「早い」っていうのが喜ばれている場合ならいいけど、「早い(けど、その分クオリティ低いなあ)」となってしまっているケースがあるんじゃないかと、それは心配。多分、書籍原稿のプロが長い人たちは、それなりに原稿を煮詰めてクオリティをあげていくもんなんだろうからなあ。ただ、オレの場合、スケジュールに余裕があっても同じ結果になっちゃうんで、そこはいかんともしがたい。締め切りギリギリまで、推敲を重ねてレベルを上げていくことも必要なのかもしれない。

● ちなみに、最近ツイッターで某アニメの監督が「こんなインタビューは受けたくない」とかって発言して波紋を広げているけれど、どうもインタビュアーと、インタビューイーの信頼関係の話にまで広がってきているみたい。正直いうとオレの場合、インタビューするこちら側としても、初めてお会いする方はどんなに立派な仕事をしている人でも、基本的に「信用してない」んです。こちらの満足する「発見」と「共感」に至るコメントが取れるかどうかが勝負になる「仕事」として、先方のその日の気分なんてものもあるだろうし、やっぱり不安要素でいっぱいなんですね。だから極力、取材前には準備をする。保険として「最低限、かっこがつく原稿のため」(だって、こっちはお金いただいてやる仕事だから)の質問だって準備します。定型と言われようと、穴を空けるわけにはいかないんで必死なんですよ。そういう保険をかけた上で、挑むんです。そもそも信頼関係っていうのは、初対面の場合、インタビューそのものが「信頼を勝ち取るまで」のプロセスになるんですよ。取材時間が制限時間。ゴールは、信頼感を勝ち取った後だからこそ聞かせてもらえる一言。(もちろん早い時点でゴールに到達できれば、そのご褒美は増える)そういう感覚です。それが本音ですね。でも、表面は「信頼してますとも」って顔で望みます。信頼してませんよ、なんて本音は大人として口が裂けても言わない。そういうズルさもあるというのは、リアルな人間関係である以上は仕方ないと思ってます。

● 基本、オレはインタビュー相手が「最終的にかっこいい人物」に見えることを目指しています。ドキュメンタリーではあるけど、純粋な「レポート」をするつもりはないのです。だって、テレビにせよ、雑誌にせよ、アウトプットはエンターテインメントなんだから。だから、心の中ではいつもこう思っているのいです。「かっこいい内容にするから、お願い、ここはひとつ騙されたと思って!」って。

● セブンイレブンの期間限定、スタバコラボ商品、アイスミントモカ買って見ました。そろそろミントシーズンも終わりだしねえ。え?なんか、これ飲んだことない味がする!と、ここで気づきました。これチョコミントじゃなくて、コーヒーミントなんだな。まあ、まずくはないんだけど、甘いコーヒーはミントに負ける。結果、うすら甘いミント汁だ。やっぱりチョコの方が相性はいいよな。

● 中野ブロードウェイの、ヒッポリトソフビ投げ売りや、インスパイアソフビのバッタ販売でおなじみの、あの店で、謎のソフビ(というかパーツ)がジャンク扱いで投げ売られているのを発見。如何も、MA.Kのスネークアイのソフビっぽい。どこのメーカーのだ?オレ、こんな商品知らないし、パチなのか?下半身がない状態で300円。店の人に下半身はないの?って聞いたら「ないです」とキッパリ言われました。うーん、買っても如何すればいいのかわかんないな。

● 明日はお盆最後のインタビュー仕事。ここ一週間、取材ラッシュだったので、その締めくくりになりそうです。これが終わったら週末には帰省します。夏休みがくるのか?!(今は「いらんけど」って気分)