● 今日も朝からお仕事で外出。うだるような暑さで、先が思いやられますよねえ。新しい仕事なので、張り切って行ってまいりましたし、手ごたえは感じたのでこのテの案件はもうちょっとづつ増やしていきたいかも。

● 例の海賊版漫画サイト「漫画村」が閉鎖して一ヶ月。その成果が徐徐に出てきているとの報告もあって、良かったね、と言う思いでいっぱいです。もちろん、劇的に売上が伸びたのは一部かもしれないし、ひょっとしたら特殊なケースなのかも知れないし、実際は「漫画村」閉鎖とはあまり関係がないのかも知れない。現時点ではわからないとしか言いようがないんですが、作家は、その効果を実感してる訳ですね。こうなると当時は「マンガが売れないのは海賊版のせいじゃない」「マンガに金を出す時代じゃないんです」「イタチごっこですよ」といった、「漫画村」の擁護するわけでもなくシニカルに語っていた人達は、どんな気持ちなんでしょうね。もちろん、漫画村だけが原因だとは思わないけど、結果を上げてるのであれば、一部であれ、特殊例であれ、よかったなと、うす汚ないモラルのオレでさえちょっと「清い心」になるニュースでしたよ。

● 「閉まる」と言えば、こちらは何だか切ないです。高田馬場にあった、雑誌図書館「六月社」がとうとう閉館。放送作家の若者だった時代は、下手したら週に2回くらい、朝から晩までここで雑誌記事を調べていた時期があったくらい。マトモじゃないマナーの悪いテレビ業界のリサーチャーたちが散々やらかしてくれたおかげで、一時期は「テレビメディア関係は出禁」にもなったくらい、そのくらいにぎわっていたんです。(オレはまじめだったし、ルールも守っていたので館長には懇意にして貰って出禁をまぬがれた)。現在は、確かに入館者、少ないんだろうなあ。閉館もやむなしか。すっかり遠のいていたので、記事を通して久し振りに「橋本」の名を思い出して、色々ほろ苦い気持ちになりましたね。

● あと、賛否入り交じってまた騒ぎになってるのが、「RADWIMPS」の新曲「HINOMARU」。まあ、右っぽい歌詞な事はわかるし、さだまさしの「防人の歌」とか谷村新司の「群青」とか、そういう歌謡曲は割と昔からあって、その時、その時で、もめてるのも知ってるから驚かないんですけどね。別に、たまにこんな歌が出てくるのはいいじゃないですか。強制的に歌わされるわけじゃなんだし。時に「右傾化した耽美」に酔うくらい、ポルノを楽しむのとかわらないと思うんです。あくまでも塩梅の問題。でも今度のはね、それとは別に「日本語の不自由な人が書いたの?」ってくらい酷い詩な事に愕然としてます。ださいのは、カッコ付けて文語体の定型句を盛りこんだら、口語体とちぐはぐになって、気持ちの悪い歌詞になってしまったところ。この「カッコつけ」が「酷い」と想った理由です。呉智英がしつこく糾弾していた「すべからず」を誤用する人たちと同じ事なんだけど。

● 成型時に二色のプラを使って、肌のグラデまで再現しようと言う意欲的な(そんなにみんなが望んでいたとは思えないんだけど)プラモ、「フィギュアライズラボ」のホシノ・フミナ先輩。今日発売だったんですけど、Amazonだと売り切れです。おかげで業者がとんでもない値段を付けててイヤーな気分になりましたが、これって転売屋のビジネスチャンスなの?一体、販売価格はいくらんなんだよ?と思って公式みたら「税込で5,940円」!え?想像してたよりも高かった!!そうか、元々、お高いのか。

● アマゾンといえば、仮面ライダーアアマゾンもね。と言うわけで、今回の怪獣チャンネルは、劇場版も公開中の『仮面ライダーアマゾンズ』にも目配せしつつの昭和アマゾン話。ほんとアマゾンのマスクって奇跡的にカッコいいんだもんなあ。しかし、ガイ山さんが、あそこまで十面鬼を好きなのは解せない。なぜなんだ?と言う話です。みんな聴いてくれよな!