⚫︎ 今日はドミューンという、実にアウェイな空間で「司会業」というのをしてきました。まあ、やりたかったことではなく、「頼まれて」「仕事として」やったことですよ。そもそも、あそこは現代アート的だったり、おしゃれカルチャーだったり、クラブミュージックだったり、いわゆるオレの普段のライフスタイルからしたら、敵だらけの空間で、さらにタレントさんも加わる。(’∀`)、怖くて仕方なかったんですよ。もうヘタしたら「大怪我必至」じゃないですか。そんなわけで、おとなしく、粛々と進行役に努めよう。おかしな自己主張だけは止めようと、割り切って挑んだわけです。

⚫︎ で、なぜだか途中から、テレビの話として「録画ではなく、生放送のトラブル(放送事故)こそ、人の記憶に残るのだ、やはりライブのスリルこそ面白いのだ」的な話が主催者から飛び出てきたんです。お客も、ちょっと説得されつつある。まあ、わりと安易にそういう意見に流れるのもわかるけど、実際自分は「全く同意できない」んですが、自分を殺して司会やってるから、それはスルーしたんです。。ところが、その発言きっかけに番組自体のムード、特にタレントさんの様子が怪しくなってくるわけです(同意できない部分もあったんでしょう)。ちょっとグダグダになる匂いがしてくる。空気もあんまよくない(’∀`)これ・・の番組自体が「放送事故」っぽんじゃねえの?みたいな。ひょっとして、発言含めて「放送事故」を作るための仕掛けなんじゃないかとすら思えてきたんですよ。やばいと思いました。

⚫︎ 出演者としては、放送事故になるって、誰のせいにせよ失敗なんですよ。俺と、タレントさんの失敗ですよ。とはいえ、主催者の意見だから、否定するわけにもいかないし(そもそも自分の主張なんて出さないつもりだから)。そこで「番組守ろう!タレントを守ろう」って意識が芽生えましたね(’∀`)。司会者って、タレントと番組守るのが仕事なんですから。(そもそも、オレの番組でもないんだけど)。主催者の意見生かしつつ、ソフトランディングして納めるしかねえ!!「心にもないこと」でいい。この空気を変えたい!・・・瞬発力でなんとかがんばったと思います。そんなこと気にする人もいなかったと思いますが、かなりのアクロバットだったと思います。全く面白い話にはならなかったけど、自分としては精一杯やったし、放送事故も免れたのでセーフとします。嫌な汗かきました。「破綻した番組」の面白さっていう結末も、選択肢としてあったんだと思いますが、俺は、それが許せなかったんですね。ちっちゃい男だなーと思いつつ、やっぱ「番組つくるなら、事故なんかで記憶に残るより、大したことなくてもちゃんと納得できる物を作りたいわ」と思う自分に、ちょっと安心したのです。「なんとかできた」ことで、自信にもなったし。

⚫︎ カッコよくなかったから、正直知り合いには観て欲しくなかったわけですが(笑)、DOMMUNEに出演した、って事実はなんかかっこいいので、ぜひ記憶にとどめていただき、大勢の人に吹聴しておいてください。(観られないと分かった時点で、このクソPRの小心さ)

⚫︎ 明日は模型塾で「オタクの学校」講師。最近、出役の仕事ばっかりで、俺はタレントか!!と思うことが多くなってきました。明日は、むしろ「ホーム」が舞台なので、納得できる授業したいなーと思っています。

⚫︎ あ、「Avengers: Age of Ultron」(アベンジャーズ2)のトレーラー、もう流れてるんだ!!