● 「ホドロフスキーのDUNE」観てきました。
● 面白い!各所で笑っちゃう箇所ありの「オモシロ」ドキュメントでした。まず、プロデューサーから「次の作品は好きにやっていい。何が撮りたい?」って聞かれて「デューン」と即答。でも、その時の回想で「デューンは、スゴイ小説。映像化すれば人生そのものを変える作品になると思った。ただ、友人から話を聞いただけで僕は読んだ事なかったけど」というホドロフスキーのコメント。これが最初のオモシロポイント。劇場内で、オレくらいしか笑ってなかったんだけど、不謹慎だったか?そんな事ないですよね?ここ、すげえ面白いですよね?
● さらに、いいのは映画のスタッフ集める事を、ホドロフスキー監督は「魂の戦士を探している」って表現してるんですが(笑)、そのセリフを各所に散りばめてて(’∀`)、始終ニヤニヤしっぱなしです。雑誌「ムー」の名物投稿「前世のペンフレンド募集」のようなニュアンスですね。しかも、そのノリで、ミックジャガーだのダグラス・トランブルだのを勧誘に行ったりするあたりが楽しいです。特にダン・オバノンを誘いに行くくだりが最高。みやげにマリファナ持って行って、なんか「そんな感じの精神状態」になって意気投合する(具体的には語られていませんが、明らかに二人でキメてる!)、というあらましを、おかしなアニメーションの画面効果で見せてくれるのです!この映画で、一番ノリにノッてる所だと思いました。意味もわからないまま「戦士」として2年にわたって毎日6時間の武術の特訓をうける、ホドロフスキーの息子のエピソードも、なかなかいいなー。
● と、いうわけで「幻の大作の再評価」という目線で観に行くよりも「常軌を逸脱してる監督の、トンデモ企画を追体験する」というオモシロムービーです。監督の、シニカルな目線があってこその映画だと思いました。もちろん「このトンデモ企画が後の映画界に影響を与えた事」に異論はないのです。そのあたりが感動ポイントといえば、感動ポイント。「どうかしてる」事って、クリエイティブには重要なんだな、という点は実感、ジーンときました。SF映画好きじゃない人には、凡庸なインタビュードキュメントにしか見えないかもしれないです。ここまで読んで「あれ?オレ、この映画オモシロがれるかも?」と思った人、ぜひ足を運んでください。まずは、公式サイトの「魂の戦士たち」のリストをチェック!!なんか、スゴイから(’∀`)

