● 今日は映画『009 RE:CYBORG』観てきました。フルCGのアニメだけど、想像以上に、違和感なし。まあ、手描きの味みたいなものは確かにないので、正直、アニメ観た!という旨味は薄いかもしれません。かといって実写ではないわけだから、新ジャンルの感覚といったらいいかもしれない。始まって早々、川井憲次サウンドとあいまって、おお!かなり押井っぽいけど大丈夫か?とか思ったけど、実際には「神山作品スタンダード」な、ミサイル発射+迎撃という落としどころになってましたね(笑)。オカルト的な要素もあったり、結局はなんだったの?はっきりしてくれ!的なお話は石森テイストといえばそうだけども・・・。色々思うところあれど、ひとまずはフランソワーズがエロかったのでオレは満足。断言するけど「萌え」ではなく「エロ」。下着姿がけしからんほど、そっちの方向に描写されてる。そこが素晴らしい。これまでのフランソワーズに抱いていたイメージとはだいぶ違うけど(原作「神々との戦い」あたりで、少しそんな匂いもあったけど)、これはいい、フランソワーズ!おかげで、003のフィギュアが欲しくなった。(うーん、でもフィギュアは別にエロくはないんだよなあ。あの、下着姿でフィギュア出して欲しい!)原作のエッセンスも織り込まれているあたりのサービスも、微妙にわかりづらい(説教臭い)オカルトドラマを包むオブラートしては成功している感じ。おかげで、見終わった後に「じくじくした不満足感」は残ったものの、反芻しているうちに「でも、全体に楽しかったからいいや!」的な気持ちで一日をしめくくる事が出来ました。

● とにかく、斉藤千和版フランソワーズを堪能するために観るべし!(胸元の透けた赤いワンピースのデザインはあんまり好きじゃないけど)