● 朝から定期検診に出かけて、せっかく病院に行ったんだからと、インフルエンザ予防接種も。終わったらもう12:00こえてて、ハラヘリ。帰宅して、昼は気分でコンビニめしにすることにしました。気になってたファミマの「リュウジ唐揚げ弁当」食べました。

● これ、予想を超えておいしいです。唐揚げと言うよりフライドチキン!(かなりKFC寄り)で、スパイスも塩分も強め。男が好きな味だな!と思いましたが、もちろん、このての味好きな女性もいるんだろう(と、ジェンダー問題には配慮してみた)。分量的にも満足感はあるのでおすすめ。味の好みって人それぞれだし、リュウジのレシピは「当たり」もあるし、「言うほどでもない……」というのもあるけど、これは「唐揚げだけ売って欲しいな」と思うレベルで好きなやつでした。
● 昨夜から、唐突に小峰元の『アルキメデスは手を汚さない』を読み始めました。70年代の時代性が強い青春ミステリ(?)の一冊。高校の頃、横溝、高木彬光、坂口安吾、そしてクイーンと、ミステリに興味を持ち始めた時期に、国産の今どきのミステリを!という気持ちで一度だけ読んだきり(当時の文庫は表紙が和田誠だったのも手に取ったきっかけの一つ)。どんな内容だったのかすっかり忘れちゃってたけど、「名探偵が出てこないのが不満。なんか、後味も悪い話だな」という印象だけが残っています。直後に読んだ栗本薫の『ぼくらの時代』も青春ミステリだったけど、キャラクターの面白さで「こっちのほうが好き」という気持ちになったのもセットで記憶しています。
● 読み直してみて、まず「思ったより読みやすい」と感じました。今、巷に溢れているラノベ的な軽い作風の文体のほうが読みやすそうに思えますが、文章が壊れていたり、視点があちこち飛んでいたり、文章として「読みにくい」ものに多く当たっているからだと思います。ただ、感覚の古さは感じますね。登場人物の姉(OL)の心理描写で「愛する人の朝食を作ってあげるのが女の一番の幸せ」みたいなところが「あー、昭和だな〜」と思ってしまいます。若者をテーマにしたわりに、当時読んだときも「おじさんから観た若者像」「高校生にしては達観しすぎている」と思えて、同世代である自分との乖離を感じたのを思いまだしました。その点、栗本薫の書くキャラクターには思い入れができたんですよね。まだ、話半ばで、この先どう展開するのか忘れているので楽しみに読み進めようと思います。
● この前、彼女が買ってきたFINDING UNICORNというメーカー(中国)のデザイナーズトイ(従来のトレーディングフィギュアと差別化する呼び方)。「モリンタ」シリーズの「キャンピング ブイログ」というやつらしい。「モリンタ大学の週末キャンピングパーティー」というシチュエーションなので、彼女たちは大学生なのだ。香港でも、韓国でもなく、中国だよ!

● 樹脂製だけど、塗装はツルツル、ピカピカで綺麗!このタイプのブラインドボックスフィギュア、1箱5000円を超えるもの(中身は凝った縫製のドールだったりする)まで出てきて、インフレ度合いがすごいんですが、クオリティの進化もすごいんですよ。以前はラブブで人気のあるポップマートが勢力を伸ばしていましたが、今は追随するブランドも増えてきて、おじさんが知らないような、ブラインドボックス専門店なんかがちょこちょこオープンしててびっくりします。

● 今夜も寒さがこたえるなあ。
