● 今日は「88(はちはち)の日」。いまだに覚えてるけど、30年前、まだ河田町にあった時代のフジテレビでは8月8日には「はちはちの日」として、通常業務以外に社員(バイトまで含めて)全員がボランティアで「ご近所の方向け」のお祭りを開いてたんですよ。夜店出したり、社内見学のイベントやったり。お客は、基本的に近所、近郊から遊びに来る人向け。だけど、バラエティ班のADさんたちははりきって企画してやってたなあ。ここで、うまく、面白そうなことが出来るやつは仕事ができる。「お祭り」って「テレビバラエティ」の基本。というのがフジテレビの人たちの考え方でした。
● 自分は、ノーギャラなのによくやるわあ……と思っていたけど、今思うと、あの余裕、というか遊び心は確かにテレビっぽいなと思い出します。それがお台場に移ってからは、ご近所さんというよりも、フジテレビ好きの人のための規模大きめのイベントに変わり、ある年から「お台場冒険王」(その後のお台場合衆国、ほか「名称を変えて毎年やってる利益の出る夏の客寄せイベント」)に吸収されたんですよ。もちろん、運営はイベント会社任せになったので社員が手を動かすようなことはなくなったんですけど。
● 今思い出すと、嵐のテレビ的なお披露目ステージって、お台場冒険王のイベントで、そのステージ台本を書いたのを思い出しました。あれはまだCDデビュー前で、なんかテキトーな一曲を踊って、一言づつ挨拶して「これで終わり?」ってレベルの短いステージだったので、たいした台本を書いたわけじゃないんけど、すごい人でしたよ。
● 今村昌弘の『でぃすぺる』読了。ホラーで、ミステリで、ジュブナイル。なるほど、小中学生が好きそうな要素で、明らかに読者対象は若い!そこそこ「怖いところ」もあるし、推理合戦もある。ちょっと、ほろ苦くでほほえましい友情物語もあり、マンガチックな展開も待っていて「これは、いわゆるマーケティング的に考えられたメディアミックスの第一歩だな」という香りがぷんぷんします。さすが今、売れっ子だけあってツボはひととおり外してないので、売れてるのはわかるなあ。やっぱり、これアニメにしますかね?読み終えて『受験生は謎解きに向かない』まだ、読んでなかったな、と思いました。2作まで読んだんだし、完結編も水戸度どけておきますか……。
● 「あ!もう、直接売っちゃうんだ!」と思ったのは、「アイドルマスター」の新企画、3Dプリントサービス「ASOBI STORE LABO」。ユーザーが選択したデータを3Dプリンターでフィギュアとして出力・購入することができる、という。つまりゲーム用に開発してある既存の3Dデータ(実装されているものかどうかは不明)を、出力しちゃうよ!ということなんですね。そりゃ、効率は良いでしょう。「売り物」の元データの制作費用も実質ゼロ!オンデマンドなら「売り切れ」もない。注文が多ければ、そりゃ出荷までに時間はかかるでしょうけど。これは……ガンダム関連のゲームデータも容易に転用可能ということか?
● しかし、今日も蒸した!そして暑かった!実に暑かった!
● もう寝よう!明日は……なにか仕事が待ってるのかな?連絡なければ連休に入っちゃうぞ!!