● 今日は夜まで完全に休みにするよ〜!って自分に宣言して、休日!先週は完全休日がなかったからね。まあ、夜は、原稿書いてるわけだけど……。

● 先日読み終わった青崎有吾の『地雷グリコ』をもう一度、アタマから読み直しちゃった。展開がアクロバチック、かつロジカルな心理戦だから、二回目のほうがよりゲームの戦略性がわかりやすいんですよ。謎解き(というか勝利の解法)も、オチを知ってからのほうが腑に落ちるし。キャリアを積んできたこともあるんだろうけど、キャラクターの描写も、青崎有吾の書作の中で一番、魅力的だと思いました。そんなわけで、パズル好き、ミステリ好きに加えて、高校生の女の子が好きな人、『カイジ』や『嘘喰い』ほかバトル漫画の「読み合い勝負の理屈」が好きな方にもおすすめです。短編集といっても流れが繋がっていて、ラストでちゃんと終わるところも読後感がいいし。

● Twitter眺めてたら「土器手司」という名前が出てきた。実は友人たち(ほぼ年下)との会話でもでてくるんですけど、オレ、ギリッギリだけど土器手司キャラって思い入れないんですよ(自分より年上で思い入れある方もいるとは思いますが)。『ダーティペア』とか『うる星やつら』とかもアニメ版は疎いし、当時「流行りのカワイイだな」と認識はしていたけどクセの強さも感じてはいたし。当時はアニメのカワイイは金田伊功の描いたちょっといびつな女の子とか、宮崎駿とか、牧歌的な感じの方が好きだったもんな。だから、そういうときにワイワイ楽しめないのです。

● 街に出かけて「HG東宝怪獣」のガチャを探し、例の新宿歌舞伎町タワー内のゲーセンで発見したんですよ!そしたら……ゴジラ-1.0が3連発で出た……。そして売り切れた……。サンダもガイラも、最も欲しかったガイガンも手元にはない。まあ「ゴジラ欲しい!サンダとかガイラとか何それ?いらねー」っていう人もいるんだろうし、いや、むしろそういうお客のほうが多い気さえする。ニーズが噛み合わない悲しさ、あるよね。ガイガンみたいに塗装色数がない(彩色は目の白ちょんと塗ったのみ)ので、もしかしたら製造単価は安くて、ニーズもあるしでアソート数に多少偏りがあるのかも?

● とはいえ、このゴジラだって出来は悪くないんですよ!サイズ考えたら、造型はガチで良いですからね。一つあるぶんには全く問題ないんですよ!今回、他のアイテムがどうかはわからないけど、素材がいつものガチャより硬い感じがします。それで、羽目合わせがかなりキツイです。一度お湯につけてやったほうが確実に組み付けられます。特に脚の付け根とか、背びれとかガッチガチなので。

● 単体としてはお値段相応の造形物だと思います。「ガチャなんてシン・ゴジラでも300円だったろ?高すぎ!」みたいな物言いのおじさまたち(まあ、自分と同世代なんだろうけど)もいるけど、シン・ゴジラってもう7年も前の話ですよ?。オレだって300円で売ってくれたら嬉しいけど、今のおもちゃの値段って全体にこんな感じですよね。普段、買ってない人ほどそういういちゃもん付けがちだよな、サンダガイラとガイガンが発売されるだけでありがたいと思わないと!(HGスペクトルマン……)と思いました。