⚫️ そうかー『ヴァチカンのエクソシスト』評判いいのかー。正直、配信まで待っていいやつだよなー、とたかを括っていたんですけど興味湧いてきちゃいました。ラッセルクロウって、神父にしちゃゴツすぎないか?と思ってたんだけど「ゴツい神父がバトルする」話なら、それもまた面白いのかもなあ。『ミッションインポッシブル』も始まっちゃったし、どっちに足を運ぼうかな?と思案中です。

⚫️ 『シン・仮面ライダー』がAmazonプライム入りしたようで、いつでも気軽に視聴できるのはいいね。浜辺美波はなんぼあってもいいですからね。でも、それより前に気になっていた『ウルトラマンブレーザー』第2話をやっと観て3話に追いつきました。異常なムードだった1話と比べたら「あら、まあ、いつもの感じの最近のウルトラマンになりましたね」って感じ。田口監督が引き続き登板してるので、軌道を元に戻して今後に繋げていこう、というエピソードになってるんですね。だから「ウルトラマンZ」の空気にとても近い(ウルトラマンZは近年の中では好きなやつなので文句はない)。今週は、防衛隊の兵器として、メカ兵器アースガロンが登場したわけですが、ますますウルトラマンZになっちゃいましたね。

⚫️ 今回、感心したのは合成カットを入れるパートを悩んで効果的な部分に絞り込んでいるところ。予算、作業コスト考えたら「なんでもできるわけじゃない」から、どこにお金をかけるかに監督のセンスが問われるところですけど、それを補うセットの作り込みに「なるほど!」と思いました。発進ゲートに非常階段の背景を作り込んでいるのはうまい。合成カット以上に効果を上げてた部分だと思います。ガメラ以降使われるようになった町中セットの電話ボックスとか、ああいう感じ。お金あったら、あそこに小さな人物入れたいけど、そこは「非常階段」でスケール感を出してるわけですよね。バンクカットとしても使いやすいし。トータルでの場面設計が練られている証拠だと思いました。

⚫️ 気になるのはちょこちょこいれてくる「アニメ的なおもしろ描写」。そこは計算ずくなのかな?「特車二科」っぽいのをやりたいんだろうけど、アニメ以外だと(漫画の世界はアップデートしているのに)厳しいな、と思うセリフが目立つんですよね。アニメ、ゲームの中だけで生き延びてる「笑い」のセンスってあると感じます。80年代のオタクノリというか……。これは「ここ30年」くらいずーっと感じてること。特撮界にもアニメの影響受けた人が多いんだろうけど、その古いセンスを振り切れる脚本家が特撮、アニメにもっと入ってきて欲しいなと感じます。作品のクオリティ向上のためにアップデートされるべきは、ポリコレじゃなくてこっちでしょ!ちなみに倒れたアースガロンの目がグルグルになってたのとか、ウルトラマンが「熱っ」ってやってるのとかのくすぐりは個人的にはオーケー。

⚫️ とはいえ、3話まで視聴した時点では満足です。この感じで安定してくれたらいいな!次回の変な怪獣をどう扱うかもとても楽しみ。今ならyoutubeで見逃し配信中なので、出遅れた人は1話から観て。


⚫️ あと、変身カット(いわゆる光学合成的な部分)になると途端にフィルムライクな質感に変えてるのは意図的なのかな。ブレーザーが登場するまでの光のほとばしるシーンの滲んだノイズはかっこいいと思う。特撮ファンならちょっと嬉しい感じがするの、共感してもらえると思います。

⚫️ しかし……『シークレット・インベージョン』は地味すぎて、観ていて疲れるな。決してつまらないとは思わないんだけど「いつ面白くなるんだろう」って気持ちで3話まで観たけど「まだ」だ!!コミックの同タイトルとは別物、とはいえ、このタイトルを使うということは、オチにS.H.I.E.L.D.から別組織の再編を持ってくるのか?それとも新たなアベンジャーズの結成でもあるのか?

⚫️ 中野ブロードウェイで、村上隆のカイカイキキ経営のカフェZINGAROが工事中だなー、と思ってたらかなり大胆に改装されてニューオープンしてたのでびっくりしました。よく行くブロードウェイだけど、変わってたことに今日初めて気づきました!レトロ喫茶か!「純喫茶ジンガロ」!今時このコンセプトってありがち!な感じはするけど、キャッチーになったのは確かですね。

⚫️ 広くなったし、意識高い系打合せにうってつけだ!今度は行ってみようかな、意識低い系休憩に。