● 今週末も連休取れなかったので、なんだか「休んだ」気がしない週明け。スロースタートで動画編集作業を進めます。並行して、請求書の発行とかなんだとかあって、いかにあわただしい年末のスケジュールを確保しつつ乗り切るか?が今から悩みのタネになっています。お金はほしいけど、体力と気力が持たないと、その欲求も満たせないわけです。世の中厳しいですね。

● 思い立って『傷だらけの天使』最終回を視聴。「デイブ平尾の『一人』って、どんなだったっけ?」というのが観直しのきっかけ。あの代々木会館ビルも、今じゃ『天気の子』のロケーションとしてのほうが通りがいいみたいだけど、そのくらい「ごく最近まで」あったんだな、と不思議な気持ちになります(ドラマ最終回でビル取り壊しの話が出てるんだ)。何度観ても切ないなあ。『探偵物語』最終回のダウンタウン・ブギウギ・バンドの『身も心も』と並んで、昭和のドラマの最終回テーマ曲として大好きなおじさんたちは多いと思うんですよ。オレもその一人だけど、実は並んで『プロハンター』最終回のトミー・ザ・ビッチの『Love You I Do』も付け加えておきたいんだ!こういうタッチのディスコミュージックって洋楽のようだけど、実際はケーシー・ランキン、佐藤健あたりが作ってる「疑似洋楽」なのが時代だなあと感じます。しかし、あんなに軽いタッチで軽薄なドラマを展開してきたプロハンターが何故か最終回(監督は崔洋一)だけ苦いハードボイルドのラスト、ほんと大好き。

● あ、『傷だらけの天使』最終回は、工藤栄一。こっちも、行先のないアメリカンニューシネマっぽい雰囲気をまとった70年代青春映画の苦いラストで大好きです。ショーケンも市川森一もノリノリだったんだろうなあ。春先に新書の「永遠なる「傷だらけの天使」」を読んだばっかりだったから、当時の制作現場の雰囲気も想像できたのも楽しめたポイントかも。高島都の「必殺」のインタビュー本のシリーズとか、好きだった昭和のドラマの研究本って、おじさん、とても楽しんでますよ!せっかくだから、Blu-ray化の時にHDリマスターしてくれたらもっと嬉しいんですけど!(そんなに本数売れる時代じゃないんだろうなあ)

● 今週末からネットフリックスで配信が始まるドラマ『セナ』。なんと、このドラマのために、実走可能なレプリカのセナマシンを作ったというんでびっくりしちゃいました。CGじゃないのかよ!!しかも、ライバルのフェラーリ641、ウィリアムズFW14、ベネトンあたりまで合わせて22台?!すげえ!しかも、セナ役の俳優、ちょっと似てるんだよな!そこでまたひと笑い。

● なんだかんだ言って今年還暦のオレ世代は、F1ブーム世代でもあるのでワクワクしちゃいます。これって世代特有なんだろうな。

● マシンと言えば、メディコム・トイが、予想外のアイテムを発表。可動フィギュアのMAFEXシリーズで、なんと『チキチキマシン猛レース』のゼロゼロマシン(英語では「 MEAN MACHINE」と言うらしい)が!!フィギュアだけじゃなく、こっちにまで手を広げたんだ!)。全長約240mmだから、1万円しちゃっても仕方ない……。コンセプトは海洋堂の「センムの部屋」シリーズと一緒か?これでいけば、他、チキチキマシンのバリエーションもあるだろうし、ハンナ・バーベラの版権使えるなら『スーパースリー』とか『怪獣王ターガン』の怪獣たちもアリだと思うんですよ。まさか、まさかの展開で物欲が高まりそうです。

● これで、作るのに難儀しそうだった「ゼロゼロマシン」は積みプラに昇格ということだなあ。まあメディコムの方はいずれにせよ来年の秋発売だから気長に待とう。

● 明日は、これまた「社長からお願いされたひどい雑用」で事務所まで出かけることになっています。まあ、雑用で「動画編集から離れる」のは決して悪くないので、それはそれでいいのです。