● もうすぐ劇場公開も終わる!(だろうな)と思ったので、今夜は夜から『バイオレント・ナイト』観てきました。サンタはほんとにいるよ、というプロットなんですけど、それとバイオレンスが合体したような、予告編を見ただけでも「なんじゃこりゃ!」と思うような映画です。製作は近年観た映画でかなり満足度の高かった『Mrノーバディ』(アマプラで観られるよ)や、ブラッド・ピット主演のヘンテコ伊坂幸太郎映画『ブレットトレイン』なんかを作ってる87ノースプロダクション。監督は『ヘンゼル&グレーテル』(ジェレミー・レナーの)『処刑山』を撮ったトミー・ウィルコラ。実に「良さそうなジャンル映画」の臭いがプンプンする!!

● ガイ山さんが「結構面白かった」と言ってた(今月号の月刊ニュータイプでも紹介してた)ので観ておこう!と思って……。そしたら、ほんとに「結構面白かった」んですよ。「最高に面白かった」わけじゃないところがポイント。「思いつきを予算内で適当に実現する」ために考えて作られたんだろうな〜感が溢れています。だから「雑」といえば雑、「ひどい映画」ではあるんですよ。だから観ている途中も「おいおい……」と思いながら「まあ、でもここは結構面白いな!」と思うところがいくつも見つかる。そんな映画です。願わくば、この「ひどい映画」をクリスマスシーズンに観たかった!「クリスマスにコレかあ……」という気分が乗っかることで、この「ひどい映画」の魅力は何倍にも膨らむと思うんですよね。北米では去年の年末公開で、日本には2月遅れでやってきたから、そのタイムラグがもったいない。

● 見知った俳優はあまり出てなくて……子役の女の子が可愛いです。そうだ!サンタ役は『ストレンジャー・シングス』の署長の人!(髭つけてるから顔はほとんどわからないんだけど)。好き者は急いで劇場に行くも良し、配信になったら観てみるのでも良し。「結構面白い」映画ですよ!

● 今日、本屋さんで見かけたので気になったアシェットの定期刊行マガジン『江戸川乱歩 名作ミステリーの世界』。アシェットが「江戸川乱歩」ってなんだ?それって単なる全集とは違うの?と思ったら、揃いの装丁の昭和のミステリ選集みたいなものでした。冠にはついてないけど、3号ですでに夢野久作『少女地獄』6号から3号連続で『ドグラ・マグラ』12号では坂口安吾『不連続殺人事件』も入ってくる。えー?エドガー・アラン・ポーの『モルグ街の殺人』とかドイルの『緋色の研究』とか洋モノもあるのか。

● しかしこのテの商品で「いよいよ本も出すのか?」って一瞬思ったけど、よく考えたら、アシェットもデアゴスティーニも、基本は付録が豪華な本、だったわ!!でも、シリーズオリジナルのイラスト、って謳っている割には肝心のイラストレーターの名前が明記されていないんですよ。調べてみたらKIJI-MARU-WORKSという作者でしたけど……。「売り」だ、ってんならちゃんと紹介してよ!

● ちなみに「餃子の王将」で今やってる期間限定メニュー「リッチロースハムとニラ玉の贅沢炒め」食べました?これ、美味いんですよ。もしお王将に行く機械があったらトライしてみてください!

● ニラ玉が美味しいのは当たり前なんですけど、ハムが美味しい。リッチロースハムですからね!!肉感強めで、そのへんの安いハムとはちょっと違う。以前、オーダーメイドでハムを作ってくれる「播州ハム」というお店でたまにハムを買っていたんですけど、そういう高級ハムの味がするんです。他のお店でもそうなんですけど、ハムって値段次第で「こんなに美味しいの?」って思うんですよ。悔しいけど値段次第。だから、こいつももうちょっと厚く切ってくれたら最高なんだけどな!!日本ハムとのコラボ商品らしくて、単独で「リッチロースハム」を買うのもよし、確認のために王将に行くのもよし。おすすめです。