● 例のアシェットの江戸川乱歩で思い出して、30年ぶりくらいで『屋根裏の散歩者』読んでみた。昔も思ったけど、だいぶ過去の小説の割には読みやすいし、今読んでもニュアンスはちゃんと伝わる。むしろ、30年前の方が時代のムードとのギャップがあって「面白み」があったかもしれないです。なんか、普通に読めちゃって拍子抜けしちゃいました。

● もう終わっちゃう!というわけで今日は昼から『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』。やっと行きました!なんで、アバターより先に『バイオレント・ナイト』なんて観てんだよ!と思われるかと思いますが、上映時間の問題です。年末からずっと「機会を見計らって……」と思いながらも「至急の仕事」に追われたためにワンフェス明けまで来てしまったというわけで、昨日は上映時間が都合が悪かった……。アバターも徐々にメインのスクリーンから外れてきてるので、新宿のTOHOシネマズでも昼の1回しか上映しないんですよ(しかも、今日からは『アントマン』が始まっちゃってる)。

● でも、キャメロンの本気を見せてもらって「来てよかった」と思いました。3時間超え、という長さにビビっていたけど盛りだくさんで大充実。とにかく「手抜きなし!」なんですよ。驚異のCG表現の進化はすさまじく、水表現に関しては映画界最高峰の黒リティです。いちいちアングルが凝ってるし、お金をかけなきゃ撮れないシーンだらけ(もちろんCGも含めて)でまさに「目の保養」!!見どころだらけの3時間なら問題ないわけです。出てくるメカもカッコいい(ただ基本かなりの悪役なのでおもちゃ購買意欲に結びつかなそう)し、クリーチャーデザインも素晴らしい。「海」の話になるので、幅が狭まるかな?と思ったら大間違い。むしろ、デザインの幅が広がったようにも思えるのが「本気の証拠」だと思います。「おしっこ催し」もなく、存分に楽しみました。これは長い、けど超力作!!まいりました!!

● あとね、パンフレットがめちゃくちゃいい!!キャラ、メカ、怪獣大図鑑なんですよ!


● これは楽しいだろ!!キャストやスタッフのインタビューはどこかで読めばいい、という割り切り。世界をがっちり学んでくれよ!というキャメロンのオタク心がパンフからも伝わってきちゃう。ただ、固有名詞で劇中の字幕と表記が違ってるものがちょいちょいあるんですよね。パンフ読んで「え?そんな名前だったっけ?」ってなる。

● 映画が11時台スタートだったので、早めのお昼にまた歌舞伎町の「えっちゃんラーメン」言っちゃいました。前回はつけ麺だったけど、今日は、中華そば。

● ああ、なんとなくお店のテイストがわかってきた。これは「パンチの効いた喜多方ラーメン」だ。素朴なレトロラーメンに見せかけておいて、とにかく塩分と脂がすごい。でもなんとなく「美味い」。しょうゆ味のチャーシュー(これも結構味が濃い)でごまかされている気もするけど、もう1回食べようかな?って気になる不思議なラーメン。ただ、スープ飲み干す勇気はないな。