● 今日は、取材仕事で銀座。日中の最高気温は35度とか……まだ6月なのに!!先が思いやられる。
● 『オビ=ワン』も終わったので、初回だけ観ていた『ミズ・マーベル』の続きを観ました。このシリーズの面白いのは、コミック以上に「若い世代のムスリムのライフスタイル」が盛り込まれていること。オレにはよくわかってない現実の異文化。「へぇー!そういう感じなんだ」という雰囲気が伝わってくる。もちろんフィクションの中の描写なので、どこまでリアルに近いものかどうかはわからないんだけど、内面の心情だとか、宗教観の対立とかを描かれるより、こっちの方が断然「多様」みたいなことについては理解できる気がします。「多様性」をフィクションに埋め込むって、言い訳みたいにキャラの属性を変えたりすることじゃなくて、こういうのが理想なのかもしれない。
● ただ、コミックと違って役者が演じることによってカマラのヤンチャさ、ナーバスさに「おいおい」と思うシーンもいくつかあって、そのバランスは難しい。あるよね、アニメキャラみたいな行動を実写でやると、途端に「それ、幼稚だな」って思うようになっちゃう現象。プラスして「地に足のついた抑圧」が描写されると、かなりヘビーに感じちゃうので、コミックにあった、女の子版ピーター・パーカー的な軽さ(もちろん背景には重さがあるんだけど)が薄まってしまって、今のところとても窮屈。3話かけてヒロインの夢がどんどん壊されていくので観ていて辛くなっちゃう。作品にとって芯の部分になるであろう大事なことかもしれないけど、一応これマーベルヒーローものだからなあ……スーパーパワーが解放されたら、もうちょっと快活なムードが出てくるのかな?ユニークな作風だと思うので、ここまでの鬱屈をバネにスカッとしたドラマ見せてほしいとおいうのが本音です。3話ラストでやっとモヤモヤした展開を突破しそうになってきたので以降に期待したいと思います。
● 昨年末発売だった予定が、ぐんぐんずれ込んでやっと発売になったガチャ「HG仮面ライダーclassic弐」が、我が家にもやってきました。ガチャサイズで500円はちょっと高い?と思うけど、とにかく造形の再現度が良い。そのためパーツ分割が細かい(セミミンガなんか形状再現にこだわって両目共に別パーツ)のでこの値段になっちゃうのかな?という感じ。

● このままでももちろんいいけど、さすがに塗装はお値段なりなので細部を細かく追加塗装してあげれば「ほぼ完璧」になるんじゃないでしょうか?ほんと、このサイズでここまでニュアンスを再現しているものはガレージキット含め他にないと思うので、ショッカー怪人好きなら押さえておくべき案件ですよ!

● ちなみに仮面ライダー新1号もあるんですけど、腰だめポーズのため自立できないんですよ!立てる用の足元スタンドパーツがついてるんだけど、それを付けても自立できない!!それは大問題じゃない?と思いますけど、怪人派のオレは見なかったことにします。
● で、これ「参」も出していただけるんですよね?まだ未HGの怪人がもう少しいます!!細かなディティールの処理が難しそうなシラキュラス、ミニチュア化の鬼門、トゲトゲのあるハリネズラスは難しいかもしれませんが、ギリーラ、イモリゲス、アブゴメスあたりはいかがでしょうか?もう少し!もう少しなんですよ!