● 『モービウス』観てきちゃいました。

● おはなしは「さもありなん」な内容で、予想から外れることはほとんどなし。ただ、そういう意味ではストレートに楽しいと言える内容で楽しかったけど、それ以上ものもは何もない。アクションは暗いのとかっこいいエフェクトかかりまくり。おかげで正直分かりづらい。見どころはどこか?と言われたらそれもないなんとも淡白な映画。キャラクターモノの映画に、プラスアルファを求めてしまうのもどうかと思うんだけど、今時はそれが当たり前だからなあ。「ここから」というところで終わるので、プロローグだけ見ちゃった感じですね。その辺り、一作目の『アイアンマン』はめちゃくちゃ良くできてるんですよね。お話はさもありなんだけど、ちゃんと見せ物としての新味と、爽快感があって、「新しいヒーロー」を観た!って満足できたから。都合よく、全ての映画が面白いとは限らないんですよ!
● あと、ドクターフー(11代目)ことマット・スミスが大活躍するんだけど、あの顔!!オレにはドクターにしか見えなくなってる!!というわけで、エンドクレジットのサプライズ(これはさすがにびっくりした)以外は人と話す機会もない感じの映画でした。いろんな作品との兼ね合いや、難しい点もあったタイトルだとは思うんだけど、「緩い」んですよ。ありきたりなら、ありきたりらしく、割り切ったダークヒーローものに仕立てて欲しかったです。
● おもちゃやプラモの撮影のために、無反射布、というのを買ってみたんですよ。元々はTwitterで「反射率99.9%」みたいなのが売りの無反射布「大黒門」ってのを知ったからなんですけど、一般売りがA4サイズ(2000円)で、どうにもプラモ撮影の背景には小さすぎて使い勝手が悪そうなのと、とにかく「高い」!。で、同じメーカー(プラモ好きなら聞いたことあるであろう塗料「黒色無双」のメーカーが出しています)でもうちょい安めの「無反射布」っていうのを見つけたんで「これでなんとかならねえか?」と思って90cm×1mだけ買ってみることに。これで2800円。なるほど、ビロードみたいな感じなんですね。

● 実際、今でも大事に飾ってある、タイプスリップグリコの「パゴス」を撮って見たんですけど、これで、スマホカメラでパゴスに基準でオート露出を合わせただけ。安くてもそこそこいけちゃうんじゃないですか?まずはここからでいいなと思いました。結局は、ライティングですよねえ。

● 今週は新しい取材が始まったり、ロケ同行があったり、バタバタになりそうなので、その前になんとかしておきたかった「アルセウス」の最後の締めくくりに必死です。「ともしび」107個、本当にあるのかよ?と思うくらいには見つかりません。ここさえ乗り越えれば、本当の意味でのラストだと思うんだけど……。