● ディズニー+で『WHAT IF……』最新回を観ました。今回のアベンジャーズのゾンビ化も、アメコミならではの「ワンショット」ものとして見れば「まあ、こういうお遊びはあるよな」と思いつつ、今ひとつお話の持って行き所にノれず。で、ふと思い立って映画『ロケッティア』視聴。久しぶりだったけど、結構面白いんですよ。マーベルでもDCでもない、なんだかふわっとしたコミックヒーロー映画。この監督が、後に『キャプテン・アメリカ:ファーストアベンジャー』を撮るというのは、実に理にかなってますね。

● 勢いでNetflixオリジナルの『KATE(ケイト)』。こっちは日本を舞台にしたアメリカのアクションドラマ。まあ『ワイルドスピード2』とか『ウルヴァリンサムライ』の仲間なんですけど、凄腕の女殺し屋がヤクザ相手に乱暴なことをする映画。キルビルの日本パートだけボリュームアップしたような話かな。主演は、『ハーレイクインのなんとか』でハントレスをやってたメアリー・エリザベス・ウィンステッド。スコットピルグリムの時のキュートなパンクガールが、今やたくましいアクションヒロインですよ(『遊星からの物体X ファーストコンタクト』とか『10クローバーフィールド』とかいわゆるジャンル映画によく出てくるから好感度大)。不健康そうなところが売りなのかな?作ってるのはジョンウィック、アトミックブロンドなんかの87North Productionsで製作にデヴィッドリーチの名前もある。そんなこともあって、十分にバイオレンスだし、アクションシーンもバラエティに富んでいて見応えあります。でも、主人公がカッコよく見えないのは照れかなあ?ここまで不死身すぎるなら、もっと開き直って、リアリティ無視でババーン!みたいなところがあればもっと好きになれたのに。あ、ストーリーのウェットな面を受け持ついわゆる「うざいガキ」が、うざくしか見えないのも問題かもしれない。

● ロケーションは、渋谷、新宿界隈。「東京喰種」や「あのトラック」や「あの映画」!思い出横丁みたいなロケセット、珍妙な日本文化を見るのが面白いし、浅野忠信や國村隼、アマゾンズの害虫駆除班の眼鏡、あと「髑髏島のグンペイ」ことMIYAVIもヤクザ役で出てくるから、その辺りも見どころ。「変なもの観たなあ!」と清々しい気持ちになれるはず。アクション好きのネトフリユーザーなら、時間ある時に観てください!

● ガチャガチャのHGシリーズで登場した新生、仮面ライダー「classic壱」。第一弾は旧1号と怪人たち。まず、アイテムが蜘蛛男と、再生蜘蛛男!というのがすごいし、カブトロングとウニドグマも、以前のHGではリリースされなかった新規アイテム!カブトロングなんて、このパーツ数で背中の羽根まで再現してるから「やる気」を感じましたよ。蜘蛛男も以前のものとポーズは一緒だけど、表現がワングレード上がってるのがわかります。伊達に500円ガチャじゃないぜ。

● もちろん、主役の本郷ライダーの造形もすごい。以前は抜きの都合上ヒレみたいに処理されていたアンテナ(1000円するソフビもいまだにそうなんだけど)も、今回はちゃんとアンテナ状に抜けてる!こうなると今後のラインナップにも期待したいですね。次回は旧2号かな?この先はほとんど出てなかったゲルショッカー怪人とか待ってるよ!

● これにつや消しトップコート吹けばもう完璧なんじゃないかな。