● 楽しく読んでいた京極夏彦『遠野巷説百物語』読み終えて、ふーっ!となりました。なんだか読みづらいと思いながら、そこは徐々にうまいこと読ませてくれて、しかも想像していた以上にガチの「巷説百物語」の続編になっていて、サービス満点。ラストのセリフのキレもよく「必殺シリーズ」マニアへの目配せも笑っちゃうレベルにストレートで、京極ファン必読だな、と思いました。そうなんだよ、京極夏彦は、いつでも「必殺」の心を忘れないんだよ!楽しかった!!

● さて、次は月末に出たばかりの『兇人邸の殺人』だな!と思っていたら、Kindleから「『〈屍人荘の殺人〉エピソード0』は読んだ?ってプッシュが来て……「すいません、それ浜辺美波……いや、比留子さん、出てきそうにないからスルーしてました」という気持ちになってしまい……。まあ仕方ないので、ワクワクを抑えて、そっちも読んでみることにします。いずれにせよ、このシリーズはキャラ小説だから、読んでおいて悪くないし、お値段もやすいし……。

● ワクチンについて「20代と30代の約1割が『絶対接種したくない』と考えている」というニュース。理由の内訳は「副反応が心配だから」「将来の安全性が確認できていないと思うから」だそうだ。最初読んだ時に勘違いしては10代のイメージで「なるほどな。大人を信用できないっていう世代、わからないでもないな」って思ってたんだけど、ちゃんと読めば「20代と30代」だった……。ということはいい歳になっても……世界の常識すら信じられない、ということなんだろうな。ちょっとバランス感覚に欠けてるだろうと思う。そりゃあ、治験済とはいえ、20年後に何か影響が出てくるんじゃないか?とか考えたら不安だってあるし、世の中そんなことでいっぱいなんだけど、さすがに現実を見渡したら、そこはトレードオフしてでも接種した方が「割りがいい」と考えるのが理性的な判断だよなあ。何か「やばいソース」でもネット上で読んだりしてるんだろうか?

● 「たったの1割」ということで切って捨てるんだけど、今回に関してはその1割の針の穴が世の中を大変なことにしているという状況なので、考え直してくれないかなあ。ただ、「説明不足」っていう点は否めないとは思う。偏ったメディアにしか接していない人には「まだ届いていない」んじゃないか?という不安はあります。昔と違って、接する情報を好みで選別できる時代になったこと(それはそれでいいこと)の弊害は、こういうとこにあるんだろう。「無難」な判断の大事さ。どこかで習わなかったのか(そういう世代ではあると思う)。個人主義は「個性」としてチヤホヤされてきた経緯があるからね。

● 塗装がひと段落したフェルディナントは、ツヤツヤのトップコートをかけてスタンバイ。何故ツヤツヤにするかというと、より平滑に表面を整えておきたかったから!

● そう、密かに準備していた、個人発注の1/48「フェルディナント150100」用インレタを使用するため!なんです。

● スケールからサイズ割り出して版下作って、インレタ屋さんに出したんだけど、それぞれ寸法がうまいことハマるんだろうか?……。時間ができたらちょこちょこ貼っていく予定。さあ、ここからが本当の勝負だよ!

● Amazonの「ほぼ投げ売り」に近い値付けを見て知った、ロボットアニメ「バック・アロウ」……。バンダイ、ガンダムでガンガン儲けている様に見えて、割とひっそりこの手のアイテムも多いんだよな、と思った。谷口悟朗、中島かずき、主題歌はLisaで「いける!」と思ったんだろうが、正直、ハナから俺のアンテナには引っかかってこなかった……。オレのオタク丸出しツイッタータイムラインにも話題が上がってきてるのを見たことがない。こんなアニメあったのか!という感じ。おもちゃも、アニメも苦労するよね。