● あと1ヶ月以上もこんな調子の暑さが続くのかと思うとうんざり。とにかく、外を歩くと気温と湿度に加えて、マスクで顔に熱がこもるのがまたキツい。去年もこんな感じだったっけ?しかし、今日は仕事を休んだので、実にお気楽。

● 艦底色があまりに暗すぎたフェルディナントも、艦底色+キャラクターレッドと、ガイアカラーのコーラルピンクを混色したモノを全体にオーバーコートして、ちょっと明るめに調整しました。こんなもんでしょう(というのは個人的な趣味の感想です。資料などに基づくモノではありません)

● それから、練馬美術館。(ちなみに公式サイトは何故か常に激重くて繋がりにくい!)を目指して西武池袋線の中村橋にも行ってきました。駅には「ねこ娘」のパネル!いいぞ!!中村橋!

● もちろんお目当ては、「没後20年 まるごと馬場のぼる展」です!

● 練馬美術館は初めてきたけど、エントランス前にちょっとした公演があって、そこにある遊具(というか飾り)が可愛い。あれ?これも一つの「浮浪者が寝泊まりしないようにオブジェ」の一つなのかな?と思ったけど、ワンちゃんと並べば十分寝れるスペースではあるな……。もしそうだったとしても可愛いので嫌な感じはさほどしないんだけど。

● 実際、展示内容はとても充実していたし、ねこの可愛さで存分に満足できました。流れとして「11ぴきのねこ」はイラストレーターや絵本作家が描いた絵本ではなく、漫画家が描いた絵本、というところを強く感じるように展示も構成されていました。「漫画家」だからこそのゆるさや、ラフさもある。でも「漫画家」だからこそのリアルさや凝った部分がある。それぞれ相反するようですけども、見ればわかる!という感じです。もちろん館内は撮影禁止なので、入り口にあった、コロッケを持ったねこでもどうぞ。

● しかし、「11ぴきのねこ」って、つくづく「のらねこぐんだん」のオリジンですよね。意地汚さ、図々しさ。そういう欲望が、いかにプリミティブで、愚かで、微笑ましいか、という話。そのあたりに馬場のぼるの牧歌的なリアリズムの楽しさを感じます。本当に、可愛くてたまらん!

● 一応、差し迫ってこそいないものの、一本仕上げなきゃいけない原稿を抱えてはいるので、さすがに1日何もしていないと罪悪感ありますね。……これからちょっとだけ働こう……。