2006-12-4 ディズニーに金使い過ぎ(笑)

●今日はこの旅、二回目になるディズニーランド。「ディズニーに金は使わない」とか言っておきながら、こうして訪れてしまうのは「行けば料金分は確実に楽しませてくれるから」です。ロサンゼルスのディズニーはアナハイム地区にあって、市街地から高速道路を使って約1時間(オレはツアー会社のシャトルバスを利用)。到着するなり、フロリダと(浦安とも)違う雰囲気。ほらほら、ウォルトディズニー像がありますよ!さすが元祖!

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●同じようなアトラクションでも結構、違う部分が多いので面白いです。シーズンのせいか、ホーンテッドマンションはクリスマス仕様。しかも、ナイトメア版のクリスマスです!!(浦安もやってるのかな?)

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●もちろん、外観だけじゃなくて、中身も完全にティムバートンの世界!個人的にはオリジナルよりもうーんと楽しいです。ずーっとこれでもいいのに。

●さらに、ホーンテッドマンションのお姉さんはメイクまでゴスムード!

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●素晴らしい!(笑)

●イッツアモールワールドもクリスマスバージョン。なんか館内の人形がこれまた通常バージョンより可愛いんですけど(笑)。

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●館内を流れる音楽が素晴らしく良く出来てる(どこのパートにいっても必ず曲が繋がっている。しかも同時間に他の場所で聞いても!)このアトラクションですが、今はクリスマスソングを入れこんだアレンジバージョン。当然、こちらも隙のないつながりで関心。期間限定物といいながら、オリジナルに劣らぬアレンジは、さすが天下のディズニーランド。一流というのは、こうでなくちゃあ。

●そして、実はロスのディズニーで、一番観たかったのが「コレ」。デカいムーンライナー!これだけは、ココにしかないんですよねー。

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●カッチョいい!なんだか、すごく綺麗なんで、何度か作り起こされているのでしょうか?サイズはオリジナルと同じなのでしょうか?よくわかりませんが、とにかく数あるロケット(現実のも含めて)の中で、こいつが一番美しいと思います。お土産にも、こんなモノ売ってて、買おうかどうか悩みました・・・。(やめましたが)

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●あ、日本にもロスにもないアトラクションでは、インディジョーンズのライドがありました。フロリダのショーもそれなりに面白かったけど、ライドの方が、やっぱし興奮します。お約束のデカい石も転がるし(笑)。浦安にも欲しいとこですが、ま、イマサラ「インディジョーンズ」作るとも思えないですね。よく出来てました。

●「プーさんの冒険」っていうライドも、すんごく子供向けで「お粗末」ではあるんですが、あまりにプーさんがアホ面で、一人で笑っちゃいました。気持ち悪い客・・・。そう、思われてるんでしょうねえ?

●あと「カリブの海賊」が映画になったおかげでリニューアルされてて、それも面白かったです。数カ所に、ちょこちょこジャックスパロウが顔出しをしてたりしてます。これは,今後、浦安にも反映されそうですね。ジオラマの見せ方としては、「カリブの海賊」がディズニーランドで一番だと思います。改めて、その面白さに納得。レイアウトの緩急の付け方が見事なのです。

●とにかく、行列があたりまえの浦安と違って、待ち時間なんかほとんどなしで、どんどん巡回れます。さくさく歩き回って、なんと20カ所くらいかな?めぼしいアトラクションは全て制はしちゃいまして、時間があまったのでミッキーの家とかも行っちゃった(笑)そしたら・・・

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●いや、肌色のネズミになんかには興味ないんですよ、ほんと。巡り合わせです。オレから断るわけにもいかないでしょう?(笑)最高に恥ずかしい写真ですが、あえてさらす!とにかく、シャトルバスの迎え時間まで、もう見る物ないよ!という状況で、時間を持て余したディズニーでした。

2006-12-5 インターミッション

●ほぼ一ヶ月、アメリカで暮らしました。ヨーロッパにはなかった、チャラチャラしたカルチャーが、日本人のオレにはむしろ嬉しくて、面白かったです。ヨーロッパの「大人の世界」はやっぱり敷居が高いのです。前日も書きましたが、これまでいろんなブームに踊らされて来たオレですが、90年代に出会った「パンク、スラッシュメタルからスケーターに流れる西海岸カルチャー」を目の当たりにする事は、楽しかったし。

●ただ、そのスケーターカルチャーとも切っても切れないのが「グラフィティ」「タギング」とか呼ばれる、落書きアートです。HIPHOPはもちろんストリートギャングとも密接に繋がってる、ある意味90年代的なサブカルチャーのひとつだと思うのですが、オレはコレだけはどうしても昔から好きになれなかったのです(だって美しくないんだもん)。ベルリンやローマの町並みでさえ、センスない落書きで汚されていて、心が痛かったし。そもそも、これ、アート?

●ロスでは、皮肉にもこんな「画材屋」さんを発見。

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●全然、アーティスティックじゃない(笑)。アドリブにもほどがある、単なる落書きです。思うのですが、グラフィックデザインはもちろん、世の中の「かわいいもの」「カッコいいもの」は「感性一発勝負」でそうそう作れる物ではありません。その裏には膨大な知識とか、計算とか、知恵があって、はじめて感性が発露するものです。誕生して20年もたとうとしている「グラフィティアート」なるジャンルに、未だその要素が見いだせないのは何故なんでしょうか?発展も成熟もしないこのジャンルの怠慢さに、これまた腹が立ちます。スケーターカルチャーは、すでにグラフィティ的ビジュアルを卒業して、カッチョ良くなってましたよ。

●と、いうわけで今日は移動日。今夜ロスを出て、ニュージーランドへ向かいます。12時間のフライトの末、到着するとなんと日付は17日の朝になる計算(日付変更線を越えるので)。オレの人生から2006年12月6日が消えるのです。これは、そんな「幻の日」の日記を埋める、ただのうわごとです。