今日はバットマンの日らしいよ

●　今日の大ニュースはiPhoneを16に刷新したということ。面倒な作業はあったけど、身近なものがアップデートされるのは楽しみも大きい。よく考えたら、腕時計並み……いやそれ以上に身に着けている、触れている時間が多い「身の回り品」だもん。気持ち悪い言い方だけど、一番の相棒だから、なくなったら困るし、性能がアップするなら頼もしい。生活が、少しだけ変わるだろう、とも思う。30年前だったら名前をつけてるんだろうな！初めて買ったワープロにも、パソコン（Amigaにも、Macにも）にも名前つけてたよ！もう、そんなことする時代じゃないよな。

●　U-NEXTで『THE PENGUIN－ザ・ペンギン－』の第1話を視聴。まず、画作りが想像以上に贅沢！マイケル・ベイとかの「ゴージャス」でもなく、ガイ・リッチーのような「ファッション」でもなく、地味〜にちゃんとお金かけてるなと思わせます。おかげで、映画の『ザ・バットマン』と遜色ないイメージ。美術セット、ロケーション、どれも観ていて「貧しい気持ちにならない」良さがありますね。まずはスピンオフとしてそこがいい！！吹き替えもなかなか良くて、ペンギン役の金田明夫の声は、ドラマ版ボバ・フェットの印象を引きずって、誠実さと、企みが混ざりあった奇妙な印象で、今回の虚実混ざりあっているコリン・ファレル（と一見思えないくらい特殊メイクもハマってる）の魅力を支えてました。

●　そうそう、コリン・ファレルはもちろんいいんですけど、ファルコーネの娘！ファニーフェイスだけど、「ウルフ・オブ・ウォールストリート」に出てたって？全然覚えてない！なんなんだ、あの眼！（桜井浩子の面影もある）あの眼で、アーカムに入ってたとか言うんだったら、そらもう「闇」そのものでしょ！という感じ。『パーソン・オブ・インタレスト』にいた「ネジの外れた美人」（気に入ってたキャラ）と同じようなものだけど、JJエイブラムス作品とは違って、もっとドロリとした背景がありそうだ。なんだか、怖い！！このドラマのキーパーソンになるんだろうから、彼女の活躍に期待しよう。ちなみにエンディングテーマにドリーパートンみたいなアナクロい曲を使うのはイマドキのアメリカドラマ的だけど、『9時から5時まで』っていう選曲はおしゃれだな。

●　ペンギンはもちろんなんですけど、嬉しいのはU-NEXTが9/25から「Max」を取り込んで配信してくれることになったんですね。『ゲーム・オブ・スローンズ』も『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』も『ラスト・オブ・アス』も。気づいたら観たかった『ペニーワース』もあるよ。『ビッグバン★セオリー』からカートゥーンネットワーク関連もまるっと！

●　で、今日、9月21日は「バットマンの日」らしいですよ。映像作品で一番好きなのは『バットマン・リターンズ』なんですけど、あれ、正確に言えば「バットマン映画」じゃなくて「ティム・バートン映画」のジャンルなんですよね。バットマンらしさ、っていろいろあるけど、バットマン・リターンズみたいなバットマンってコミック含めて他にないんだもん。

●　コミックはそれこそ個性が色々あって、ベストが選べないけど、そこそこ思い入れがあるのはマーク・ミラーの『ダークナイト・リターンズ』。だから、マーク・ミラー版のおもちゃがあると気になるし、実際に買っちゃったりもするんですよ。中でもMAFEXのバットマン（ダークナイト・リターンズ版）はかなり良く出来てて、最近再販されて値段もこなれてるのでオススメ案件。見よ！この「老いたクソジジイぶりが見事な、太いバットマン」！