● 今日は、配信ではなく、収録現場に同行。配信の会社に「収録」なんて頼んでくるのはいかがなものかと思うけど(収録だけならもっと手慣れてるかいしゃとかあるでしょ)、今日のは「配信動画風の収録」だから、それなりに撮影しました。しかし、愚痴を言いたいのは「配信仕事を請け負うと、決まってディレクターとしての役割を果たす人がいないのが問題だな」ということ。今日も、「どのような画作りがご希望です?」と聞いた時に「どうしたらいいですか?」と返されちゃう。で「よくあるのはこういう組み立てだと思いますが」とノートにその場で絵コンテ書いて説明すると「じゃあ、それで」と言われる。今日はそれですんだから良かったんですけども……。進行台本もないことがあるのに、「最適な画作りをして欲しい」と度々注文をして来るクライアントがいるんですよ。それってディレクター不在が問題なんじゃないの?注文する前に、絵コンテでも書いて持ってこいよ!と思いつつ、日々さみしい仕事を続けています。
● ディレクター同様、構成作家については認知もされてないんじゃないかなあ?たまに台本があるイベント配信でも、ギクシャクして繋がらないので、出演者がキョドっちゃってるシーンを何度も見るもの。で、たいがい「台本のせい」。いわゆる「企業」の連中って、出演者呼んできて、カメラと配信スタッフがいれば、自分の思い描いた映像配信が出来ると思ってるふしあるでしょ?個人で配信番組が作れちゃう時代だから。でもさあ……個人でやってる人は自分でディレクションも構成もやってるし、なんなら個人の影でディレクターも構成作家も動いてるはずなんですよ。
● この「わかってもらえなさ」は悲しい。ディレクターと作家野党金は予算にない、というのが現実なんですよ!!あと、wifi回線が不安定になって、画像がカクつくのを配信スタッフのせい?と疑わないで欲しい。電波の環境はオレたちにはどうにも出来ないんですよ。事故りたくなければまともな有線LAN持ってこい(それでも、不調になることもあるわけで、そこはオレたち責任持てないんだよ)。
● そういえば、新宿の繁華街、昔パチスロ屋だったきがするあたりに、いきなり「ミニカー」屋(しかもマニア向けと言うよりは駿河屋寄りの、中古おもちゃ屋風)が出来て、おいおい、こんなところでそんな商売成立するの?と思ってたんですが、まだある!!
● インバウンドとかで外国人お客がいるのかなあ?しかし、ディレクターや構成作家という仕事が日の目を見なくなっていく時代に、日々新しいビジネスが生まれてて、仕事、というよりも「収入源」としての方法を、どこかできちんとピボットしていかないと生きていけないなとつくづく思うのでした。