● あー、バンダイのザブングル新製品、HGザブングルかー。スーパーミニプラが良く出来てたからなあ。購入欲がいまひとつわかないのは確実にそのせいだな。パッと見た感じ、足回りが違和感あるんだけど、それは超合金とかスーパーミニプラに慣らされされてるからかな?モデロイドは違和感なかったのに。しかし、別枠でセット販売されるメンバー、ギャリアとギャロップと、センドビートとカプリコとトラッド。このあたりは、HGでリニューアルする気はありません、ってことなのかな?寂しい。

● おもちゃといえば怖いニュース。水を含むと膨らむビーズのおもちゃ「ウォータービーズ」が問題になっていて、アマゾンとウォルマートが自主的に販売を停止だそうです。「液体を含むと大きさと重さが100倍」ということで誤飲事故があるみたい。想像したら怖い!しかし、ちょっと考えれば危険だ!って思っちゃうんだけど、アメリカってそういうところ安全基準ゆるゆるなのかな?と思ったら、日本でも「おもちゃ」ではなく、別用途で普通に流通してるやつだったわ。まあ、小さい子とか、犬猫飼ってる家では要注意アイテムですよ!

● 第22回鮎川哲也賞『体育館の殺人』を読んでから、マンガみたいなキャラ設定でクラシックな……クイーン風なミステリ書く作家として、いくつか読んでいる青崎有吾。近年だとアニメにもなったマンガ『アンデッドガール・マーダーファルス』の原作とか、ドラマ化された『ノッキンオン・ロックドドア』とか、作家性に合った仕事で成功しているみたいで「たしかにそういう作家だ」と感心していたのです。そんな作者の新刊が気になったので読んでみました。『地雷グリコ』。

● あの「グリコ、チヨコレイト、パイナツプル」のゲームに要素を足したゲームで勝負する、勝負に強い女子高校生主人公。「坊主めくり」とか「だるまさんがころんだ」とか知ってる遊びに、エッセンスをい足して「心理戦」「データ戦」にしたゲームが毎回のお題の短編集。表題の「地雷グリコ」では、神社の境内の階段64段を、グリコゲームで登ったほうが勝ちの二人の戦い、なんですけど、ゲーム前におのおのが「特定の段数を指定」して3箇所に地雷を仕掛けることが出来るんですよ。で、その段で止まったら「地雷に当たったということで10段下がらなければいけないというルール(そのジャッジは審判がする)。自分の地雷に止まったら下がらなくてもいいけど、公開される。

● ここで、問題になるのはグリコで勝てば3段登れる。パイナツプルとチヨコレイトだと6段登れる。どちらも3の倍数であるということ。ね、ゲーム好きなら「じゃあ、こうしたら勝ちやすいよね」とかいろんなプランが湧いてくる。ルールの穴をいかにつくか?相手のこうどうをどこまで読むか?ということで話が展開するのでざっくりいえば、「カイジ」の女子高生版って思ってもいいかも?命がけではないんだけど、そこに毎回、少年漫画的な対立関係が出てきたりして、これが結構面白いんですよ。「いわゆる百合」っぽさを軸に据えているあたりも、書き手が戦略的にヒットを狙っているのがよくわかるなあ。青崎有吾、ほんと侮れない。楽しい短編集でした!!

● 今日は、家でひたすら仕事してたんで、昼に健康保険の手続きで役所に行ったくらいしか外出してないです!中野のマルイの3階にセリアがオープンしてたんですけど、思ったより狭かった……。そうそう、100均といえば新宿ぺぺの上にあった「キャンドゥー」は一ヶ月くらい閉まっちゃうんですよね。不便だな。ちょこちょこ利用してたのに。利用してた人は油断しないように。