● 喫煙者でない人は知らないと思うんですが、今、カフェや大型ビルの喫煙コーナーって、そこでしか観られないCMが流れてるんですよ。JTのところもあるし、フィリップモリスのところもある。youtubeでも、未成年者が観ちゃうので流さないから、本当に「喫煙スペース」だけのCMなんです。ICOSはそこそこおしゃれに作ってるんですけど、JTのやつはめちゃくちゃ出来が悪い!というか作りが安い!きっと、代理店指名の制作会社が「適当に抜いて」作ってるんだと思うんですけど、本当につまらなくて、ちゃちで愕然とします。オレにその仕事をくれ!と思いますけどね。
● で、今日は「IQOS」のCMで、料理研究家がiQOSの便利さを語るVTRが流れてたんです。それ観てて思ったんですけど、これ、他のスペースで配信してたらきっと「料理研究家なのに味覚が狂うタバコを吸うなんて」って批判が集中するんだろいうな、って。でも、オレ「喫煙者は味覚がおかしくなってるから」って話、いつも話半分で聞いています。だって、めちゃ美味しい中華料理屋とかラーメン屋の親父に喫煙者いるもん。三ツ星レストランのシェフで葉巻愛好家いるもん。「美味しいか、まずいか」って個人の好みで、どんなに腕のいい料理人が作っても、オレは多分「ナマス(大根と人参のあれ)」を「美味しい」と思えないし。ましてや「美味しい料理を作れるかどうか」のスキルなんて、正直、喫煙あんまり関係ないよなーと思うんですよ。
● 先週の『ウルトラマンブレーザー』のガラモン回、なるほど「不思議エピソード」で軟着陸を狙った野心回ということで、気持ちはわかるんですが、そこまでノレませんでした。でも、おかげで、ソフビ出たんですよ!新宿に買い物におでかけた時に見かけたので、いろいろ思うところは会ったんですが、心意気に打たれて買っちゃいました。
● これまで、ガラモンの廉価版ソフビと比べると、値段とのバランスを考えればかなりいい線いった造形になってると思います。特に顔は歴代のバンダイのソフビの中では一番似てるんじゃないでしょうか?でも、プロポーションが似てないんですよね!あのトゲトゲを一体化した上で、バランスを出すのがなかなか難しかったんでしょうね。「忠実に再現できない」以上、造形する人のデフォルメのセンス次第だと思うんですが、横から見たラインにメリハリがなさすぎてちょっとゆきだるまっぽいんですよ。ここは先代の「ウルトラマン怪獣シリーズ」の時のほうが、ちょっと良かったかも?
● あとは「手がでかすぎ!」なところもあるんですけどパーツの成型上、ああなっちゃうのは仕方ないのかな。いっそ、腕だけ割り切ってムクのPVC製とかにするテもあったとは思うんですが、あくまで軟質ソフビにこだわったということなんでしょう。個人的には「その心意気は良し」だと感じています。まあ、「似てるガラモン」のフィギュアが欲しければ、今は大金積めばさらに良いものが入手できる幸福な時代ではありますけど。
● 新しいおもちゃを買うためには、熱量の落ちたおもちゃは売っちゃおう!積んであるプラモも作っちゃおう!ということですね。断捨離ではなくて、断捨拾ですね、これは。切り捨ててばっかりのコンマリに教えてあげなくちゃ!
● ちなみにこちらは、購入時の思い入れも相まってまだ手放す気のないエクスプラスの大怪獣シリーズ、ブリスターパック時代のガラモン。ガラモンをリアルに再現しつつ価格を抑えて販売された、廉価版リアルガラモンとして当時決定版だと思いました。今も我が家のガラスケースのわりといい位置にギララや、ガイガンと並んで飾られてます。当時のエクスプラスの大怪獣シリーズはブリスターパック入りで3000円台で販売されてたんですよね。今じゃ考えられない価格!おかげで、初期のブリスターパック時代は結構まめに買い揃えることができたんです。
● このあと、ピグモン出たときはすでに1万近くになってたはず。買いましたけど。オレは、ガラモンは未だにこれで満足だなあ。やっぱり、世代的にガラモンとピグモンは特別なんですよ。