● メインのメカのデザインに全く食指が動かなかったために観ていなかった『境界戦機』。やっと冒頭の3話を視聴。やっぱり「かっこよさ」についてはちょっとよくわからなかった。プラモ作りやすそうなデザインで、そこは意識したのかな、っていうのはとてもよくわかったけど…。設定上は、その世界でのロボと比べて、かなりレベルの違うハイエンドマシンのパーツで組み上げられたのが主人公機なわけですが、エルガイムのA級ヘビーメタルとかに近い感覚なんですかね。そういう意味で、主人公機のデザインが一番凡庸に見えちゃうのはそんなんじゃないかなとは思いました。カラーリングが目立つだけ。オレはプラモ野郎なので、プラモ作ってみたら、また感じ方が変わるかもしれないな。

● あと、おそらく新味のある要素として自立型AIのキャラクターがいるわけですけど、この辺り不幸にも「ゴジラSP」のペロ2が先行していて非常にうまくやっていたので、アレを観た後だと見劣りするというか、新味に欠けるのも正直なところ。ダグラムを意識したであろうOPとかレジスタンスとか、他国に侵略された「日本」という舞台設定はコードギアス的な感じもするし、ロボットものにしてはメンタル弱そうな主人公もエヴァ以降のアニメに色々いた気がするし、いろんな意味で既視感の塊に見えちゃう。まあ、今時のサンライズ(このアニメは子会社の「SUNRISE BEYOND」だけど)らしいと言えば、こんなにサンライズらしいアニメもないか!!毎回「やりたいことがわかりやすい」という意味では納得。もうちょっと様子を見ながらプラモ作るかどうか検討しようと思います。

● 『ルパン三世』辻真先回は、PART2的な軽いタッチで「ミステリっぽい」要素を散りばめた単独エピソード。正直「面白い!」とまでは思わなかったけど、安定した感じがあってさすがベテラン、手堅いなとは思いました。次回は、おそらく「手堅い」から程遠い押井守脚本回。予告編からすると『ヘイトフル・エイト』的な『殺しの烙印』をやってみようってこと?とか想像しちゃった。だとしたら、きっとヘンテコなものになるよなあ。セリフ劇にしちゃうのかなあ。観て「コレはひどい」って言いたいから観ます!

● Netflixが無料、広告なしのゲームを無料配信するっていうんで、ちょっと調べてみたらAndroidのみ対応なんですね。残念!ストレンジャーシングスのゲームってどんなものか見てみたかったな。

● いま、外食で猛烈に意識してるのが「そば屋」のラーメン。隙あらば、食べたい!と思っています。まあ、なかなかラーメン扱っているそば屋に入るタイミングがないんですけど。立派な蕎麦屋になるとまずやってないとは思うんですが、カツ丼とか生姜焼き定食も置いているような街の「おそばやさん」だとあるんですね。これ、すごく可能性あると思うんですよ。そばつゆに使うスープをアレンジしてたりするのかもしれないけど、「素直な中華そば」って感じ。これは、サブナードの蕎麦屋(ちょっと気取ってる)で、あえてやってる感じのある「蕎麦屋のラーメン」っていうメニューなんですが、見て!この「素直さ」!!

● ラードもきちんと浮いて、真っ当な醤油味で、チャーシューも昔風の煮豚。コレですよ、これ!!ほうれん草も合うと思うんですよね。みんなも、蕎麦屋言ったら、あえて「ラーメン」食べようぜ!