● 時間はあるけど、お金はないので家で映画(というかブルーレイと配信)。Disney+のマーベル『ホワット・イフ…?』は、まだ今ひとつ面白さがわからない。

● 3話の「もしソーやホークアイやトニーが死んだら」も、ただただ「そうしてるだけ」で最終的な納得感はないし、4話の「もしストレンジが恋人を亡くしたら」も、いわゆるループものでそこに膝を打つようなアイディアもなく。ケビン・ファイギはどんなつもりでコレをやってるんだろう?ただ、各話、主人公周りはMCUオリジナルの俳優が声を当ててるのはいいよねえ。さすがに吹き替えは竹中直人や米倉涼子じゃないんだけど。

● 同じDisney+だとこの前みた『クルエラ』も予想してたより見どころが少なかった印象。

● エマ・ストーン演じるクルエラが、デザイナー界にパンキッシュな感覚で旋風を巻き起こす、っていうプロットが面白そうだなと思ったんですが、演出がそのプロットに乗っかってないんですよね。ストーリーラインもビジュアルも、ディズニー映画らしくファミリー向けの落ち着いた感じになっちゃってて「まあ、そうなるかあ」ってところに落ち着いた感じ。ちなみにこっちは吹き替えの柴咲コウが喋って歌って活躍してました。

● それとDCのアニメシリーズ、割とよく観ているんですけど、5年くらい前に出てた『バットマン:キリングジョーク』周囲の評判があまりに悪かったのでビビって敬遠してたんですよ。でも、この前のAmazonのセールで観念してBlu-ray買ったので視聴しました。これ、予想外に面白かったです。

● ざっくり言えば、原作のコミックが短編なので映画として尺がもたないと踏んだのか、全体の半分(前半部分)がバットガールを主役にしたオリジナルエピソード。後半が原作コミックの再現、って感じになってるんです。オリジナルパートそのものは正直そこまで面白いわけじゃないんですが、狙いはわかる!という感じ。原作を読んだ人ならわかると思うんですが、あまりにどうかしてるバットマンとジョーカーの狂気と対比する部分として、普通の人の考えるヒーローとその挫折を頭に持ってきてるんです。だったら、そこはナイトウィングとかロビンに任せれば?とも思うんですが、キリングジョークの重要なキーになる人物としてバーバラゴードンがちょうどいいじゃん、ってことになったんだと思います。全体として、バランスは悪いけど、オリジナルアニメとして決して酷いもんじゃないですよ。自分は結構満足しました。ラストシーンの再現なんかはうまいこといってるんじゃないかなあ。もちろん、レイアウト、テンポ含め、ビジュアルとしての出来もなかなかいいです。怖がらずに、もっと早く観ておけばよかった。世の中には『キリングジョーク』信者がいて、ほんと厳しいんですよ、きっと。

● DCといえば、web上のヴァーチャルイベント「DCファンドーム」が10/16にあるので、今のうちにアカウント取っておきました。ファンアートコンテストなんかもやってるのが、アメリカらしい。権利関係ガチガチに縛った上でも、公式がこういうことをやるのって日本でもやれば盛り上がると思うんですけど、そこはコミックの権利者の問題っていう違いがあるのかな?

● スネークアイの膝装甲、パテでことなきを得ました。おかげで1日余計にかかっちゃった。とりあえず、ネッシーカラーで塗装して、ここからスミ入れしてデカール貼ろう!