● 今日は、昨日に引き続き文字起こしデー。インタビュー以上に対談って時間かかるんですよね。話者が変わるたびに、流れが変わるから。なんとか今日、明日で終わらせちゃいたいなあ。サボらなければいけると思うんですけども。

● と、言ってる側から、作りかけのチセトリウムが目についたのでちょっとだけイジってみました。アイペイント済みなので、苦労はないんですが、メイクとして目の当たりに田宮ウェザリングマスターのペールオレンジでタッチをつけて、目には透明のUVレジンで思いっきりグロス感を出してみました。前髪は、かなり明るめの成形色のイエローを生かしつつ、キャラクターイエローをエアブラシでグラデに。タミヤのスミ入れ塗料「オレンジブラウン」を流してます。

● もう30年くらい前のことですけど、自由が丘に住んでいた頃、近所の「つけ麺大王」たまに行ったんですよ(基本はお金があまりなかったので自炊だったから)。実際その頃「つけ麺」って世の中的にメジャーな存在じゃなかったと思うんです。つけ麺大王でしか見たことなかったし。で、食べてみるとなんとも中途半端な感じなんですよ。まずくはないけどやっぱりラーメンと比べると物足りない。だから「つけ麺大王」に行っても、食べるのはいっつもご飯ものでした。その中で記憶に残っているのが「爆葱飯(バクソーハン)」というメニュー。当時からなんだか意味がよくわからなかったんですが、とにかく豚肉と長ネギが甘辛く炒められてご飯の上に乗っかってるという、焼肉丼のような、中途半端な回鍋肉のようなそういう食べ物でした。つけ麺大王はフランチャイズ形式でお店によってメニューが全然違うもんだから、後にも先にもあの爆葱飯(バクソーハン)を見たのは自由が丘のつけ麺大王だけだったと思いますね。その後、つけ麺大王も店舗が減ってしまったし、自分の行動範囲からも消えてしまったんでそれっきり。それを今日唐突に思い出したんです。

● 近所の八百屋さん(正確に言えば埼玉で野菜を作っているお姉さんがたまに売りにくる不思議な店)で、深谷ネギが安かったので買ってきたんです。家にあるのは買い置きの豚バラ肉(割といいやつ)。それで、よしあの爆葱飯(バクソーハン)を作ってみようと決意したわけです。

● まずは焼肉のタレ「ジャン」とオイスターソースで下味をつけ30分くらいおいた豚バラ肉をさっと片栗粉に絡めてからフライパンで火を通し、一旦あげて油きり。

● 次にネギは青いところまで含めて細目に切って、生姜、ニンニクをひと欠け入れた油で炒め、そこに炒めた豚バラを再投入(これが「回鍋」という調理法ですね)。創味シャンタン少々と醤油少々、料理酒入れて味付け。パッと混ぜたら完成です。超簡単。多分つけ麺大王のもこんな感じだったと思いますね。

● これがなかなかシンプルながら美味しい。きっと、バクソーハンより美味しいと思います。いや、正直いえば、あのとき、「美味しい」と思ったのかどうかすら覚えていないんです。ボリュームがあって安かったらか複数回食べたと思うんですけど、美味しい、と思ったらもっと覚えているだろうし、何度も食べに行ってるとは思うんです。誰か、バクソーハン覚えている人いないかなあ?つけ麺大王のアレはどんな感じだったのか?思い出を共有して確かめたいです。

● そもそも、こんな料理、中華料理にあるのか?と思って調べたら台湾に「爆葱肉」と言うのがあるらしい。案外ルーツはその辺りなのかな?