● 今日は「レディ・プレイヤーワン」を観てきました!

● 予告編はもちろん、Twitterで見かける感想も含めて、事前に出ている情報が「ガンダムが出た」「キングコングが出た」とかそういうアイテム探しのネタばかりが目立ってたので、ひょっとしてこれは「DAICON」のオープニングみたいなものなのか?と思ってはいたんですが、せっかく映画を見るのにそれだけじゃもったいないと思って、「ネタ映画としての見方を控えよう」と戒めて劇場に足を運びました。ところが!!始まってしまうと、正直そっちのことしか頭に入らないんですよ!アニメや映画のキャラクターがごった煮で登場、だけでは済まず「シチュエーション」「セリフ」「音楽」に至るまで、とにかく引用の嵐でとにかく目まぐるしい状況なんです。もちろんストーリーはシンプル(ご大層な演説や泣かせの仕掛けなどはきわめて薄味)で、冒険物語を楽しめた事は事実なんですが、結局、終わってみたら、終始「ネタ探しを必死になってやっていた」という・・・。

● 要するに、そのぐらいの目線で見ても飽きることもなく勢いで最後まで楽しめてしまう、と言う超娯楽作だったんですね。だから「おもしろさ」は保証できます。さらに、ここまで血眼になっても「あー、多分この10倍ぐらいは自分が気づいていないネタが眠ってるんだろうな」という感触。やっぱりすげーや!とただただ感心しているというのが今の状態です。そもそもスピルバーグが築いてきた80年代以降のハリウッドエンタメは過去のカルチャーのへのオマージュみたいな部分を巧妙にお楽しみ要素として取り入れてきた伝統があると思うのですが、まさかそのご本家のスピルバーグが悪ノリを超えたレベルでここまでオマージュパロディ大会をやってしまうということに圧倒されました。キングコングが髑髏島でもピータージャクソンでもなく、ジョン・ギラーミンっぽかったのもおもしろかったな(笑)

● 実は数年前に原作の小説『ゲームウォーズ』を読んでいたのですが(内容ほとんど覚えていなかった)印象はそのまんまです。ただ原作でちょっと「面白いな」と思ってた部分が映画では触れられていなかったり、といったことが気になりました(ほんと、どーでもいいレベル)。例えば、個人的にはちょこっとだけ触れられてい多はずのデュラン・デュランの「The Wild Boys」がかからなかったこと。80年代ポップスをふんだんに使っている映画なので、それ、ちょっと聞きたかったな!とか。まあ、デュランデュランネタはいくつもいらないってことなのかな(ネタとしては使われてます)。いずれにせよ、先日観てかなり面白かった『ジュマンジ』と並ぶレベル(人によっては違和感がある表現かも)!!超おすすめ です。今週末は『アベンジャーズ』ですが!!

● あと楽しみなのはテレビシリーズ「ゴッサム」のSeason4の予告が始まったこと。こんどはいよいよ、ウェイン坊っちゃんが黒いマスクとスーツを着ますね。ただ、バットなスーツをではなさそうだけど。

● ナイチンゲールさんは、やっぱりデカイ。あと、なにが面倒ってバーニアの塗装。数ありますからね。

● これ、完成後には置き場所なんかないぞ!!